【エルピス】追い詰められる拓郎、恵那がまさかの裏切り? 衝撃展開に視聴者「酷すぎないか」

女優の長澤まさみが主演を務めるフジテレビ系月10ドラマ「エルピス‐希望、あるいは災い‐」の第8話が12日、放送された。真実を追う眞栄田郷敦演じる拓朗がいろいろなものに追い詰められていく姿に視聴者からは「酷すぎないか」と衝撃を受ける声が多く上がっている。

追い詰められる“岸本拓朗”演じる眞栄田郷敦【写真:(C)フジテレビ】
追い詰められる“岸本拓朗”演じる眞栄田郷敦【写真:(C)フジテレビ】

事件の真相に迫る拓郎

 女優の長澤まさみが主演を務めるフジテレビ系月10ドラマ「エルピス‐希望、あるいは災い‐」の第8話が12日、放送された。真実を追う眞栄田郷敦演じる拓朗がいろいろなものに追い詰められていく姿に視聴者からは「酷すぎないか」と衝撃を受ける声が多く上がっている。

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(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 長澤にとって4年半ぶりの連ドラ主演作。スキャンダルによって落ち目となったアナウンサーの浅川恵那(長澤)とバラエティー番組の若手ディレクター・岸本拓朗(眞栄田)らが、10代の女性が連続して殺害された事件の冤罪(えんざい)疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描く。

 前回、恵那から大門副総理の周辺を探るよう依頼を受けた拓朗。その結果、大門の地元・八飛市で力を持つ本城の社長が大門の有力な支援者であること、そして恵那が八飛市の商店街で出会った怪しい男が本城の長男・彰(永山瑛太)であることをつかむ。

 拓郎に彰の正体を知らされた恵那は、彰についてもっと調べるよう再び拓朗に依頼。「その本城彰って人、すっごく気になる」と話す恵那に、「そんなに怪しいってことですか?」と戸惑いつつ拓朗は彰の過去や地元での評判を探っていく。すると彰が長いあいだ海外にいたこと、彼が日本にいなかった間は連続少女殺人は起こっておらず、彰が帰国した後で最後の被害者・中村優香の事件が起きていることにたどり着く。再び八飛市で聞き込みを行った拓朗は、優香の友達・高岡ひかると話しをする機会を得る。

 ひかるから話を聞いた拓朗は、優香と彰が知り合いであること、さらに優香が彰からもらったというストールも優香の自宅から発見する。ひかるは優香が送ってきたという彰の写真も拓朗に見せてくれるが、八飛署の刑事・平川(安井順平)から渡された優香のスマホデータの中にはその写真がなかった。平川に会いに行った拓朗は本城彰の写真を抜いたのかと迫るが、平川は素知らぬ顔。半ばおどすようなかたちで平川を言いくるめて送ってもらった“本当のスマホデータ”には、ひかるが見せてくれた優香が撮影した彰の写真もあり、拓朗は次々と優香の死に彰が関係しているのではないかという証拠をつかんでいく。

 彰のストールを手に入れた拓朗は、3つの研究機関にDNA鑑定を依頼。ストールに付着しているであろう彰の唾液や髪からDNAを採取し、そのDNAが松本死刑囚が殺したとされている少女に付着していたDNAと一致すれば、えん罪を晴らすことに一歩近づけるという拓朗の考えは見事に当たり、3つの研究機関全てからストールに付着していたDNAと松本氏が殺したとされている少女に付着していたDNAが完全に一致したことがわかる。

 この結果をスクープとして恵那がキャスターを務める「NEWS8」に持ち込んだ拓朗だが、返ってきた答えは「後追いはできるけど、スクープとしてはできない」というものだった。恵那からも「NEWS8が目指しているのは派手なスクープで視聴率を稼ぐやり方じゃなくて、いかに堅実で丁寧な報道で視聴者の信頼を得るかってことなんだよ」と言い放たれ、絶望した拓朗は恵那に見切りをつける。

 拓朗への罪悪感か、恵那は村井(岡部たかし)に連絡し、村井の知り合いの週刊誌で拓朗のスクープを掲載してもらえるようにお願いをする。自社の報道がこの件に乗り気でないことを嘆く村井に、週刊誌の編集長(マキタスポーツ)は「本物のスクープなんて、リスクが高すぎるから誰もやりたがらない。その代わり、どっかが言い出して『あれ、やれるみたいだな』ってなったらみんなどどっと乗ってくるから」と苦笑い。編集長から「本当にいいの? 君の局内での立場、相当まずくない?」と心配されるも、拓朗は「僕らだって取材で散々、実名とか顔とか使わせてもらってきたんです。僕だけ逃げる訳には行かないですよ」と実名で記事を執筆。そしてあとは週刊誌が店頭に並ぶのを待つのみとなった夜、「NEWS8」で優香が年齢を偽ってデリヘルで働いていたことが報じられる。そのニュースを読んだのは恵那で、放送を受けて拓朗の記事は差し替えに。さらに殺された少女がデリヘルで働いていたという点に世間の注目が集まり、そのため記事の掲載に合わせて予定していた被害者遺族の会の記者会見も中止される。

 あっという間に用意していたものを全て失い、呆然とする拓朗。数日後には、平川を脅迫した疑いで会社から解雇通告を言い渡されてしまう。「誰かの策略だとしたら、見事な手際だった」「いつの間にか僕はびっくりするほど敵を増やしていて、もはや誰のであっても納得できた」という拓朗のナレーションに、SNSには「酷すぎないか」「浅川、あっち側になってしまったのか…」という驚きの声が多く上がっている。

 拓朗のまさかの転落に衝撃を受けた人もたくさんいる様子で、「岸本が潰されていく8話がリアルで鮮やかで怖かった」「本当にすごくていつも胸がザワザワする」という意見も。先が読めない展開に「どうやって着地するのか分からなくなってきた」「あと2回くらいあるのかな?ドキドキする」と視聴者も盛り上がっている。

次のページへ (2/2) 【写真】ドラマ「エルピス‐希望、あるいは災い‐」の第8話の場面カット
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