【鎌倉殿の13人】最終回 苦しむ義村、倒れる政子 サブタイトル「報いの時」の意味

俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜、午後8時)。11日に放送された第47回では、後鳥羽上皇(尾上松也)が義時追討の院宣を出したことを受け、義時は自分の首を京に差し出し、鎌倉を守ろうとしたが、政子がそうはさせず、後鳥羽上皇の勢力と戦おうと御家人たちを鼓舞する展開が描かれた。気になる18日放送の最終回の見どころを探った。

義時の館にて(最終回から)【写真:(C)NHK】
義時の館にて(最終回から)【写真:(C)NHK】

小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ 最終回の見どころを探る

 俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜、午後8時)。11日に放送された第47回では、後鳥羽上皇(尾上松也)が義時追討の院宣を出したことを受け、義時は自分の首を京に差し出し、鎌倉を守ろうとしたが、政子がそうはさせず、後鳥羽上皇の勢力と戦おうと御家人たちを鼓舞する展開が描かれた。気になる18日放送の最終回の見どころを探った。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると、反目する北条義時を討ち取るため、義時追討の宣旨を出し、兵を挙げた後鳥羽上皇。これに対し、政子の言葉で奮起し、徹底抗戦を選んだ幕府は、大江広元(栗原英雄)や三善康信(小林隆)の忠言を聞き入れて速やかに京へ派兵することを決断。泰時(坂口健太郎)、平盛綱(きづき)らが先発隊として向かい、時房(瀬戸康史)らが続く。そんな中、三浦義村(山本耕史)は弟・胤義(岸田タツヤ)と……、という意味深な展開。

 11日の第47回の本編放送後の次回予告では、のえ(菊地凛子)の悲しそうな顔、義村がのど元を手で押さえて苦しむ表情や政子が倒れている姿が映し出された。最終回のサブタイトルは「報いの時」。これまで鎌倉を守るという理由で、義時は、それまでは仲間として描かれた人物の命を奪ってきた。

 自分の息子を義時の後継者にと願っていた妻・のえに対しては、冷たい態度を取り、泰時を後継者に決めた。のえの恨みを招いている可能性は大きい。義村は何度か義時を裏切ろうとしてきた。誰がどんな形で報いの時を迎えるのか。1年間、感動、涙、笑いとともに視聴者を楽しませてくれた「鎌倉殿の13人」。最終回はどう描かれるのか。次回予告の最後には義時の「鎌倉の命運、おまえに託した」という声が聞こえた。最終回の義時に注目したい。

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