2023年初夏に公開が決定した映画「魔女の香水」の公開決定記者会見が13日、都内で行われ、出演する黒木瞳、桜井日奈子、宮武由衣監督と製作統括の菅原智美が出席した。

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　黒木は「魔女」と呼ばれるミステリアスな香水商・白石弥生を、桜井は魔女との出会いによって華麗なる転身を果たす20代の女性・若林恵麻を演じている。脚本は宮武監督によるオリジナルで、23年初夏に公開を予定している。

「香水をあまりつけたことがなかった」という桜井は、「13年ほどバスケをやっていたので、バッシュの香ばしい匂いで青春時代を思い出したりする」と告白。「舞台とかで履きつぶした靴の匂いでバッシュの匂いを想像してしまって……。（バッシュが）兄と弟のおさがりだったので、どうしても鮮明に思い出してしまうというか。熱のこもった感じというか、じめっとした感じが好きです」と意外な匂いの好みを明かした。

　また、黒木との共演について問われた桜井が「刺激をいただきました」と「ガッツリお芝居させていただいて感じるものがあって、いい意味で疲れるというか。すごく感情を揺さぶられるので、一緒にお芝居をやらせていただいて楽しかったです」と話すと、黒木も「日奈子ちゃんから刺激を受けました。お芝居の豊かさに助けられて、感謝しています」とにっこり。桜井は「本当にうれしいです」と赤面していた。