元SKE48の須田亜香里が8日、東京・ベーカリーカフェ426で行われた「凹メシ食堂」メディア向け発表会に出席。11月1日にアイドルグループ・SKE48を卒業した須田は「独りに慣れすぎた」とへこんだエピソードを明かしていた。イベントには、お笑い芸人のなかやまきんに君も参加した。

「凹メシ食堂」はへこんだエピソードと引き換えに温かい鍋が無料で食べられるという期間限定企画（12月9日～12月18日）。須田は自身のへこんだエピソードとして「独りに慣れすぎた」と語る。

　その理由について「大所帯のグループを卒業して、1人で仕事に行くのが寂しかったりする気持ちがあるのですが、13年間アイドル活動をして、ファンが恋人ということを心がけていました。ずっと独りを貫いていたので、1人焼肉なども全然平気になってしまったんです」とやや寂しそうな表情を見せると「最近はさらに1人で日本酒を飲んで家に帰るなんてこともしていて……。大人の楽しみができるようになったのはいいのですが、このままずっと独りかも……と思ったらへこみました」と語る。

　続けて須田は「アイドル卒業イコール恋愛が広がるのかなと思ったのですが……」と口ごもると「お嫁さんの姿も家族に見せたいし」と乙女心をのぞかせていた。

　それでも須田は「アイドルのころは、背伸びしたり『こう見られたい』という思いがあったのですが、卒業してからは31歳の等身大の自分と向き合いながら過ごせるようになりました」とプラスになったことを明かすと「13年間在籍したグループを卒業するのは大きな決断でしたが、アイドルでもアイドルじゃなくても、私のことを応援してくださる方に支えられていたんだなと実感できて、前向きに2022年を終えることができそうです」と笑顔を見せていた。