コロナ離婚どころか絆を深める夫婦や家族も! 在宅勤務の思わぬメリット
在宅勤務(リモートワーク、テレワーク)になった夫が家にずっといるストレスで夫婦仲が険悪になり“コロナ離婚”が増加するのでは、と話題になっているが、意外や、在宅勤務で夫婦の時間、家族の時間が増えたことを喜んでいる人も少なくない。「コロナを機にパートナーと意見が合うことを再発見し、この人と夫婦で良かった、と思っている人の声も聞きますよ」というのは夫婦問題研究家としてメディアでも活躍する岡野あつこさん(65)。たしかにSNS上には、夫がいることに安心感をおぼえ、家事・育児を手伝う夫に感謝する妻たちのコメントがあふれているのだ。
在宅勤務は夫婦の絆を深めるチャンス
在宅勤務(リモートワーク、テレワーク)になった夫が家にずっといるストレスで夫婦仲が険悪になり“コロナ離婚”が増加するのでは、と話題になっているが、意外や、在宅勤務で夫婦の時間、家族の時間が増えたことを喜んでいる人も少なくない。「コロナを機にパートナーと意見が合うことを再発見し、この人と夫婦で良かった、と思っている人の声も聞きますよ」というのは夫婦問題研究家としてメディアでも活躍する岡野あつこさん(65)。たしかにSNS上には、夫がいることに安心感をおぼえ、家事・育児を手伝う夫に感謝する妻たちのコメントがあふれているのだ。
岡野さんによると、東日本大震災の際に離婚した夫婦もいれば、逆に震災を機に結婚したカップルがいたように、コロナで不安を感じる人が増えたことで“コロナ離婚”を考える人がいる一方、「この人が一緒にいてくれて良かった!」と感じ夫婦の絆を再認識している夫婦の声も聞くという。
「私の知り合いの50代の夫婦は、結婚して何年もたっているので夫婦の会話がなくなっていたのに、コロナをきっかけにコロナという“共通の敵”が生まれ、テレビを見ながらなんだかんだと会話し、案外、パートナーと意見が合うことを再発見して楽しい、不安が和らぐ、と言っていますね」
“コロナ離婚”へと突き進む夫婦は、もともと夫婦関係に問題があり、コロナを機に衝突が表面化しているのだそうだ。
「夫婦の会話が増え、たとえ意見が違ったとしても、それを攻めるのではなく互いに認め合えれば夫婦の絆は深まります。今のような非常時こそ、互いの存在のありがたさを再認識し夫婦の絆を深め、家族が一致団結するチャンスなのです」
SNS上にも「夫がいて大変!」という声がある一方、「夫と一緒にいられて嬉しい!」といった書き込みは少なくない。保育園児2人を育てているママは、「勤務時間内は昼休憩以外関わらないが、大好きな夫と同じ空間で過ごせる時間が増えて個人的には嬉しい」と素直な気持ちを書き込んでいる。
「普段は見られない仕事中の姿が見られて新鮮!」という声
最近、年の差婚をしたという女性は「彼が自宅で仕事をしてる時はよく黙って飲み物をだしてたのですが(1日かまってもらえないのでせめて何かしたくなる)、この度わたしも在宅勤務となり家で仕事していたら、そっと机にソイラテが用意されるようになりました。仕事中に飲み物だされるのってこんなに嬉しいものなのか」と初々しい。「在宅ワークでいつも以上に2人でいる時間が増えて、仕事してる夫の姿が新鮮だったり、仕事の後のお散歩が楽しかったり、2人で海外ドラマ見てあーだこーだ言ってるのが幸せ」という共働き女性も。なんだか楽しそうだ。
「一緒にいられて嬉しいなんて、新婚のうちだけだろう!」と思う人もいるだろうが、そうでもない。結婚20年以上という女性は「とっても嬉しい コロナが落ち着いたら 上の子は留学 今は家族でいたいんだもん」と、貴重な家族団らんの時間がもてたと喜んでいる。都内在住の共働きの3人の子をもつ女性は、「今週も夫は半分強在宅勤務で、今日も午後から出勤なので少々不調な三男の様子をお願いして私は出動。家に大人が居る安心感!」と夫の存在自体のありがたさをつづっている。