女優の當真あみが5日、都内で行われたアニメーション映画「かがみの孤城」（12月23日公開）の「願い」を空へ！学校プレミアイベントに、共演の北村匠海、メガホンをとった原恵一監督とともに出席した。

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　2018年本屋大賞を史上最多得票数で受賞した辻村深月の同名ベストセラーを原監督が劇場アニメ化した本作。学校に居場所をなくし、部屋に閉じこもっていた中学生のこころが、ある日、鏡の中に吸い込まれ、そこで出会った6人の中学生とともに、どんな願いでもかなう部屋の鍵を探す冒険に挑む姿を描く。

　約250人の高校生にいち早く本作をみてもらった感想を求められると、主人公・こころの声を担当した當真は「見ていただいたことが本当に嬉しくて、実は私も完成版を昨日初めてみたんですけど、誰かと共有したい、誰かに見てほしいって思ったので、こんなたくさんの方と共有いただいて本当にうれしいです」と感無量な様子で語った。

　初めての観客が同世代ということについて聞かれ、「私も高校1年生なんですけど」と明かすと、高校生からこの日1番のどよめきが起こり、「同世代の方に見ていただけるというのは私としてもすごくうれしいです」と声を弾ませた。

　また、高校生から学生時代をどう過ごしたいか質問された當真は「みんなで協力してやる体育祭だったり、学校の行事を全力で楽しんで、みんなとの思い出を3年間でたくさん作りたいなって思います」と目を輝かせ、「文化祭だったら教室で食べ物のお店だったりに憧れがあります」とにっこり。加えて、今かなえたい願いを聞かれると「ちょっと前まで沖縄にいて、お仕事で上京してきたんですけど、沖縄って遊園地がなくて友だちと遊園地に行ったことがないので、憧れっていうか、友だちと遊園地に遊びに行きたいなというのが願いです」と吐露した。

　さらに、自身の願いを書いたランタンと飛ばすという企画が行われ、“外国のお城や教会を見に行きたい”と書いた當真は「映画でも出てくるんですけど、かがみのお城が洋風でとてもすてきで憧れちゃって、実際に見に行きたいなって思っちゃいました」と笑顔で語った。