小森隼、GENERATIONSメンバーと語る夢「EXILEになりたい」 10周年迎えてさらなる飛躍へ

「GENERATIONS」が11月21日にデビュー10周年を迎えた。パフォーマーの小森隼(27)はこれまでの活動を「運のいい10年だった」とかみ締めている。「やっと来たぞ、俺ら10年」。飛躍のときを迎え、充実の表情を浮かべた小森が苦楽を共にしたメンバーへの思い、今後のグループ像などを明かした。

GENERATIONSへの思いを語った小森隼【写真:ENCOUNT編集部】
GENERATIONSへの思いを語った小森隼【写真:ENCOUNT編集部】

ABEMA特番「GENERATIONS 24時間テレビ 24時間いろんなライブできるかなぁ?」に挑戦

「GENERATIONS」が11月21日にデビュー10周年を迎えた。パフォーマーの小森隼(27)はこれまでの活動を「運のいい10年だった」とかみ締めている。「やっと来たぞ、俺ら10年」。飛躍のときを迎え、充実の表情を浮かべた小森が苦楽を共にしたメンバーへの思い、今後のグループ像などを明かした。(取材・文=中村彰洋)

 2011年11月21日に「BRAVE IT OUT」でデビューしてからはや10年。小森はこれまでを「本当に運のいい10年だった」と振り返る。「EXILE、三代目(J SOUL BROTHERS)がいて、“三男坊”という立ち位置も今考えたらものすごくラッキーだったと思います。10年間、男7人、誰1人欠けることなく、同じことを続けられている。本当に奇跡的な10年だなと思います」。

 小森が自身の立ち位置に悩んでいるときに手を差し伸べてくれたのはメンバーだった。誰かが悩んでいるときはいつも支え合ってきた。常に前を向く7人の姿勢が現在のグループの雰囲気の良さを物語っている。

「あまりネガティブなことは話さないですね。誰かが映画やドラマ、舞台に出るとなったら『全力で盛り上げようぜ!』となりますし、ボーカル2人のソロ活動が決まったときも全力で後押ししました。どんなことも『みんなでみこし担ごうぜ!』ってスタイルでやっていますね。それがジェネの魅力かもしれないですね」

 グループ外でも活躍を続けるメンバーたち。そこで培った経験が最終的にはGENERATIONSに還元されている。10年の節目を迎え、メンバーと話している夢がある。それは「EXILEになりたい」という目標だ。

「僕たちは本当に運よく、いろんな夢をかなえさせていただきました。でもこれからも夢をずっとかなえ続けていきたいんです。僕たちが憧れた当時のEXILEさんは、日本中を巻き込むようなモンスターグループです。僕らにはまだヒット曲もありません。三代目さんが持っている年間最多ドーム公演数記録も破りたいですし、スタジアムツアーもやりたいです。2010年にEXILEさんがやったようなラッピング電車にも憧れます。むちゃくちゃやりたいことがいっぱいありますね。『今後10年はとにかくかなえたい夢をかなえていく年にしよう』とメンバーと話しています。とにかく結果を出していけるようなグループになりたいです」

 12月3日午後9時からはABEMA「GENERATIONS 24時間テレビ 24時間いろんなライブできるかなぁ?」が放送される。ABEMAの看板企画の大役を担うこととなったが、「まさか、自分たちが背負わせてもらえるとは思わなかったです。僕はまだドッキリだと思っています」と喜びと驚きが共存している。

 コラボライブにコントや漫才に挑戦などバラエティー豊かで見どころ満載の同番組。「プレッシャーしかない」と不安を口にしながらも、「ゴールまでこの看板を落とさずに持っていければ、ものすごい達成感を得られるだろうと期待しています」と無邪気に笑う。

 出演するゲストの豪華さには、思わず「ビビってますね」と本音を漏らすほど。小森は人気コンビ「ぺこぱ」とコラボすることが発表されている。「打ち合わせが3時間ぐらいしかできないんです。それで生放送はダメですよ! でも、それぐらい忙しい今をときめく芸人の方々に来ていただける。今は試されている時期なんだと思って、これ以上ない集中力で臨みます。今までの修行の成果を見せるときがきました」と期待で胸を高鳴らせる。

 番組の魅力は「GENERATIONSの死なず生かさずのギリギリのラインを24時間見られる」こと。

「24時間生放送という初チャレンジを全力で最後までやりきったら、本当に倒れるぐらいだと思うんです。そこまで本気でやっている姿を包み隠さず見せられることって、今後の人生でもなかなかないことだと思います。人柄やGENERATIONSの色など今の僕たちを全部見ることができると思います。10周年を迎えてから1発目の大きな目玉イベントなので、かなり気合入っています!」

 メンバー7人がこれまでの活動で培った経験を24時間通してぶつけていく。

「やっと来たぞ俺ら10年」――。10周年にしてようやく到達した踏み切りライン。10年間という助走を力に変えて大きく飛躍するときがきた。

□小森隼(こもり・はやと)1995年6月13日、三重県出身。小学4年生からLDHが経営するダンススクール「EXPG」に通い、中学進学と同時に上京。2012年4月に「GENERATIONS」の正式メンバーとなる。ABEMA「恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK」をはじめとするさまざまなバラエティー番組に出演中。12月3日午後9時からはABEMAで「GENERATIONS 24時間テレビ 24時間いろんなライブできるかなぁ?」が放送される。

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