竹原慎二、“イランの暴君”サッタリのボディーに驚愕「井上尚弥くんの重量級版」

ボクシングの元世界ミドル級王者・竹原慎二が「K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント」優勝のマハムード・サッタリのパンチの強さに驚いている。1日までにABEMA格闘chの公式YouTubeチャンネルにアップされた。

竹原慎二がマハムード・サッタリの技術に驚き
竹原慎二がマハムード・サッタリの技術に驚き

キューバ人トレーナーがサッタリのボクシング技術を支える

 ボクシングの元世界ミドル級王者・竹原慎二が「K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント」優勝のマハムード・サッタリのパンチの強さに驚いている。1日までにABEMA格闘chの公式YouTubeチャンネルにアップされた。

 20戦20勝無敗のプロ戦績、“イランの暴君”の異名を取るサッタリ。3日に行われる「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」に出場。クルーザー級3分3R延長1Rでステファン・ラテスク(ルーマニア)と対戦する。

 サッタリは3日の試合に向け、竹原のもとにアドバイスをもらいにきたという。

 竹原はまず基本のシャドーに着目。「いいですね。しっかり回転もできている。まず力強く打っているよね」といきなり評価した。

 キューバ出身のボクシングトレーナーが考える中身の濃い練習内容に竹原もうなる。「テンポが良いんです。リズムも取れている。打ち終わったあとにしっかり頭の位置も変えているんですよね。キューバのトレーナーのミットの持ち方もうまい。俺らも真似した方がいい。サッタリがボクシング技術に長けているのはトレーナーのおかげでもありますね」とうなずいた。

 徹底された自己管理もサッタリの強さの秘訣だった。トレーニング中、常に胸には心拍数を測る装置を着用。3分のハードなラウンド後の1分のインターバルでどれくらい体が回復するかを目視で確認していた。

 竹原も実際にミット打ちに参加。サッタリの素早いパンチを受けると「めっちゃ痛い。重い、痛い、硬い。重いのはいっぱいいる。重くて硬くて速い。当たる瞬間のインパクトが良い。本当にボクシングでも通じるよ。やってたら世界チャンピオン」と太鼓判。

 竹原の代名詞でもあるボディーを指導するとすぐに会得。「うまい! 井上尚弥くんもボディーがめちゃくちゃうまいじゃないですか。それの重量級版」と称賛した。

次のページへ (2/2) 【動画】“イランの暴君”サッタリのボクシング技術
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