菜々緒主演“忍者夫婦”ラブコメ、主要キャスト解禁 市村正親、山本舞香、古田新太ら

俳優の菜々緒が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場「忍者に結婚は難しい」(午後10時、初回15分拡大)が、2023年1月5日にスタートする。本作にレギュラー出演する勝地涼、山本舞香、吉谷彩子、藤原大祐、筧美和子、ともさかりえ、古田新太、市村正親の主要忍者を含む8人のキャストが29日、発表された。

菜々緒主演ドラマ「忍者に結婚は難しい」のキャストが発表された
菜々緒主演ドラマ「忍者に結婚は難しい」のキャストが発表された

2023年1月5日スタート フジ木曜劇場「忍者に結婚は難しい」

 俳優の菜々緒が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場「忍者に結婚は難しい」(午後10時、初回15分拡大)が、2023年1月5日にスタートする。本作にレギュラー出演する勝地涼、山本舞香、吉谷彩子、藤原大祐、筧美和子、ともさかりえ、古田新太、市村正親の主要忍者を含む8人のキャストが29日、発表された。

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 原作は「ルパンの娘」シリーズなどでユーモアミステリーの旗手として話題の横関大氏の最新作。現代に生き永らえる“忍者の末裔(まつえい)”という主人公の夫婦が表と裏の顔の二面性を持ち併せて織り成す本作。菜々緒演じる妻・草刈蛍(くさかり・ほたる)は「超実力主義」の甲賀忍者、鈴木伸之演じる夫・草刈悟郎(くさかり・ごろう)は「超保守主義」な伊賀忍者という夫婦が、家庭を取るか、一族の伝統を貫くのか。互いの隠された運命に悲恋が交錯する忍者ラブコメディーだ。

 蛍と同じ“甲賀一族”のレギュラーキャストとして、山本、ともさか、古田の出演が決定。山本が演じるのは、蛍の妹である月乃雀(つきの・すずめ)。雀は薬学部に通う大学生で、ライブ動画配信で月収30万円程を稼ぐインフルエンサーでもある。インスタグラムやTikTokなど、さまざまなSNSにて忍者のコスプレ姿でダンスなどを発信し熱狂的なマニアから人気を得ている。好きなことしかしたくない自由人だが、実はとても家族思いで、ごく普通の恋愛に憧れており、一般人と結婚できた蛍は雀の理想でもある。

 ともさかが演じるのは、蛍の姉で競馬の人気ジョッキーである月乃楓(つきの・かえで)。母親を亡くした後は父と妹たちの面倒を見ていたしっかり者で、金にだらしがない父を反面教師に金銭への執着が強く、強引な性格でもある。また、指令を蛍に任せっきりなことを姉として気にする一方で、自身に結婚願望がないこともあって、夫婦生活がうまくいっていない様子の蛍には、ことあるごとに離婚を勧めている。

 古田が演じるのは、蛍の父で忍者としての仕事を蛍に引き継いでからは無職の月乃竜兵(つきの・りゅうへい)。中野のアパートで一人暮らしをしており、いつも酔っ払っているが、若い頃は優秀な忍者として指令を遂行していた。酒ばかり飲むようになったのは妻を亡くしてからで、蛍たちは仲のいい夫婦だったためそのショックから酒に頼っていると思っている。

 また、悟郎(鈴木)と同じ“伊賀一族”のレギュラーキャストとして、勝地、吉谷、筧、市村の出演が決定。勝地が演じるのは、伊賀一族に属し、悟郎の幼なじみで同じ世田谷中央郵便局に勤務する同僚でもある音無祐樹(おとなし・ゆうき)。エリート上忍(忍者階級の最高峰)の家系で出世コースを邁進しており、仕事、任務、人付き合い、何をやっても器用にこなし、上司や部下からの信頼も厚い。悟郎とは親友の間柄だが、仕事も結婚も親の敷いたレールに乗って生きてきた自分と違い、一族の人間ではない蛍と結婚した悟郎にひそかに驚きと羨望(せんぼう)を抱いている。

 吉谷が演じるのは、伊賀一族に属す悟郎の幼なじみで、現在は外資系保険会社外交員として働く風富小夜(かぜとみ・さよ)。名家の超エリート上忍で、仕事も忍者としての任務も優秀。悟郎の初恋の相手であり、小夜も悟郎にほのかな恋心を抱いていた。3年ぶりに再会した悟郎が結婚していたことにひそかにショックを受けたものの、離婚寸前だと聞き恋心が再燃していく。

 筧が演じるのは勝地が演じる音無祐樹の妻・音無恵美(おとなし・めぐみ)。恵美は、伊賀一族の血を引いているが自分は跡取りではなかったため忍者としての修行もしておらず、現在は専業主婦。祐樹との間には5歳の娘がおり、典型的なかわいらしい良妻賢母タイプの女性である。

 市村が演じるのは小夜の祖父で伊賀一族の最高権力者であり総帥の風富城水(かぜとみ・じょうすい)。最強の組織と評される伊賀一族の総帥として、温かくも威厳をまとうカリスマ的存在。小夜に対しては孫といえど厳しく当たっている。

 藤原が演じるのは、大学4年生で、悟郎の働く世田谷中央郵便局にインターンとしてやってくる宇良豹馬(うら・ひょうま)。堅苦しい常識は通じないZ世代の自由人で、忍者ショーがある忍者居酒屋でのバイトをきっかけに忍者マニアに。親の意向で郵便局へ入ることになったがやる気はなく、スマホに依存している。暇さえあれば動画やSNSを見ていて、ライバーである雀の大ファン。

ともさかりえ「職業がジョッキーという風変わりなお姉さんです」

 今回出演が発表されたキャストのコメント全文は以下の通り。

○勝地涼
「忍者の伊賀と甲賀が現代の世界でお互いの身分を隠し結ばれる。もしかしたら忍者の末裔がいるんじゃないかと想像をかき立てる設定にすごくワクワクします。初めは、このドラマがどういうふうに見られるんだろうととても気になりながら読んだのですが、2回、3回と読んでいくうちに、クセになってきました。設定がファンタジーぽくもありつつ、起きていることはよくある夫婦問題だったりもするので、そのバランス感がとても新鮮だと思いました! 鈴木伸之さんと初共演ですが、明らかに見た目がエリートな鈴木さんに対し、ドラマ上では僕の方がエリートということなのでどう見せていくのか、今から楽しみです」

○山本舞香
「このお話をいただいて、とても面白そうな作品だなと思いました。10代の頃にご一緒したスタッフさん、監督とまたご一緒できてうれしいです。雀をしっかり演じさせていただきたいと思います! 菜々緒さん、ともさかさんとの3姉妹でのシーンが楽しみです!」

○吉谷彩子
「風富小夜役を演じます。吉谷彩子です。最初忍者の役と聞いた時は、現代に忍者!? と、驚きましたが同時にとてもワクワクが止まりませんでした。小夜はお嬢様で穏やかな雰囲気を持った女性ですが、とても真面目で芯の強い女性でもあります。この作品に小夜がいいスパイスになっていければと思います」

○藤原大祐
「宇良豹馬役で出演させていただきます、藤原大祐です。宇良は、郵便局にインターンでやって来る、忍者が大好きな明るい大学生です。一見、能天気でお調子者のようですが、実は意外に冴える一面もあって……。そんな彼が伊賀、甲賀の忍者たちとどう絡んでくるのかぜひ注目していただきたいです。忍者ラブコメディーを彩る一員として、毎週の楽しみをお届けできるように頑張ります! よろしくお願いします!」

○筧美和子
「台本を読んでいて笑いあり涙あり、それにハラハラドキドキする展開にとてもワクワクしました。この台本を読んでいると本当に忍者っているのかな? と思ってしまいます(笑)。私が演じる恵美は勝地涼さん演じる音無祐樹の妻であり一児の母でもあります。それぞれの家庭によっての夫婦の在り方もそれぞれ異なると思います。恵美という人物をしっかり育んで楽しんで演じていきたいです」

○ともさかりえ
「オファーをいただいたときは、忍者3姉妹だなんて楽しいなぁとワクワクしました。私が演じる楓は、職業がジョッキーという風変わりなお姉さんです。美しい妹たちを優しく見守りつつも、長女としての絶対的な圧は忘れずに演じたいなと思っています。個人的には、大好きな古田さんがお父さんという設定に心ときめく……。現場でみなさんにお会いできる日が楽しみです」

○古田新太
「現在おいらは舞台で伊賀者をやっとります。こっちのドラマでは甲賀者です。ひと月の間に伊賀と甲賀を行ったり来たりです。そんな奴もそういないだろうから楽しみです」

○市村正親
「忍ぶ者(もの)と書いて忍者……。忍者は子供の時から憧れでした。ましてや伊賀の頭領をやるなんてのは夢のようです。いろんな忍術を使って、この先もっと長生きして、いい役をやりたいなと思っています。そのためにも、忍者のいろんな術をクリアしていきたいですね」

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