【親愛なる僕へ殺意をこめて】最終回へ“もう一人の真犯人” まさかの展開に騒然

アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が主演を務めるフジテレビ系水10ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」の第8話が23日、放送された。ついに本当の殺人鬼“LL”が判明した今話。だが、次回予告で映し出されたまだ他にも犯人がいるかのようなテロップに、視聴者は「もう一人の真犯人って誰?」と大興奮している。

「親愛なる僕へ殺意をこめて」の第8話にファン興奮【写真:(C)フジテレビ】
「親愛なる僕へ殺意をこめて」の第8話にファン興奮【写真:(C)フジテレビ】

ついに本当の殺人鬼“LL”が判明

 アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が主演を務めるフジテレビ系水10ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」の第8話が23日、放送された。ついに本当の殺人鬼“LL”が判明した今話。だが、次回予告で映し出されたまだ他にも犯人がいるかのようなテロップに、視聴者は「もう一人の真犯人って誰?」と大興奮している。

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(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 連続殺人犯を父に持つ主人公の大学生・浦島エイジ(山田)がある日、自らが二重人格であることを悟り、もう1人の自分である“B一”が殺人を犯しているかもしれないと底知れぬ不安にかられて、真相を明らかにしようと決意し、そこから驚がくの事実が次々と白日の下にさらされる、見る者に息つく暇も与えないどんでん返しのストーリー展開が見どころの二重人格サスペンス。

 刑事の桃井(桜井ユキ)と猿渡(高嶋政宏)の自殺という衝撃の展開で幕を下ろした前回。“B一”とナミ(川栄李奈)は、エイジの人格が6日間も外に出てきていないことに疑問を感じていた。こんなに長い期間人格の交代がないことは初めてだと話す“B一”。“B一”は10月30日の時点では“LL”は八野衣(早乙女太一)だと信じていた京花(門脇麦)が、11月3日になると“LL”が自分たちのそばでまだ生きていると言い出したことにから、彼女がその3日の間に何を知ったのかを探ろうとする。

“B一”が京花の行動をなぞり、彼女が“LL”事件の被害者である姉・凛の足取りを調べていたことを突き止め、同じように生前の凛を知る女性に話を聞いていたとき、病院にいる京花が再び何者かに襲われる。実は初めに京花を刺したのも、病室にいる京花を再び襲ったのも、浦島家の長女・乙(夏子)だった。乙は養子として浦島家にやってきて自分から両親の関心を奪っていた“B一”を恨んでいた。さらに幼少期から彼が二重人格であることにも気がついており、そのことが原因で“B一”から脅されていたのだった。警察に捕まった乙は「15年間、この日が来るのをずっと待っていたんです」と笑うと、「私はこの瞬間をずっと待ち焦がれていたんです。私の人生を滅茶苦茶にしたあの野郎から、一番大切なものを奪い取ってやるその瞬間を」と、自分から両親の愛情を奪い、脅してきた恨みを晴らすタイミングを伺っていたことを明かし「私はただ、あいつに絶望を与えてやりたかっただけなんです」と満足そうに言い放つ。

 その頃“B一”は浦島家に戻り、エイジとして義父の亀一と対峙していた。自分が二重人格であること、乙が京花を襲った原因が自分にあることを明かすと、その流れで“LL”がまだ生きているという仮説も亀一に説明する。驚いた表情を浮かべる亀一に“B一”は、被害者にできる限りの苦痛を与えてから殺すという殺人鬼“LL”の行為は、“LL”が痛みを感じないからこそそこに執着し、拷問殺人を繰り返したのではないかという推測を語る。「痛みを感じない?」と“B一”の話を半信半疑で聞く亀一。“B一”は「例えば、こんな風に」と、隠し持っていたナイフで亀一(遠藤憲一)の手の甲を刺すと、一つも表情を変えない亀一に「お前だったんだな。殺人鬼“LL”は」と言い放つ。怒りに震える“B一”とは反対に、「こういう場合、どういう反応したらいいんだ。エイジ、教えてくれよ。痛いっっていう感覚を」と冷静な亀一。

 さらに“B一”は、八野衣が被害者の女性たちを売春クラブ「ホワイトラビット」から逃がそうとしていたこと、八野衣には協力者がいて、女性が逃げる手助けは八野衣が、女性たちが「ホワイトラビット」を出てから送る新しい生活の手配は八野衣が最も信頼していた亀一に頼んでいたことまで突き止めたと突きつける。「助けるふりをして、彼女たちの命を次々と奪っていったんだ。全ての悪を父さんのせいにしてな」と凄む“B一”に、亀一は「大したもんだ。それでこそ私の息子だ。だがその答えには満点はやれないな」と話すと、女性たちを「ホワイトラビット」から逃すことを考えたのは自分で、八野衣は過去への罪滅ぼしのためにそれを手伝っていたと説明。「お前が思うほど、あいつは良い人間でも良い父親でもなかった。それが満点の答えだ」と言い放つ亀一を、“B一”は憎悪の籠った目でにらみつけるのだった。

 まさかの展開を迎えた今回。来週は最終回なだけに視聴者は「もうすでにB一ロス」「もう最終回とは」と終わりを惜しむ声も上がっている。さらに次回予告で“もう一人の真犯人”というテロップが出ていたことから「まだ真犯人がいる」「もう一人の真犯人って誰?」「最後の真犯人って自分やないの? タイトルからして」と、さまざまな意見も上がっており、最終話への期待値も高まっている。

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