NetflixTOP10日本TV部門 日本アニメ「サマータイムレンダ」が初登場1位

Netflixは23日(米国時間22日)、週間グローバルTOP10(14~20日集計)を発表した。日本のTV部門では日本アニメ「サマータイムレンダ」が初登場1位となり、3週連続1位だった同「SPY x FAMILY(スパイファミリー)」は2位に後退した。3位は韓国歴史ドラマ「シュルプ」という結果だった。

Netflix初登場1位となった「サマータイムレンダ」【写真:(C)Netflix】
Netflix初登場1位となった「サマータイムレンダ」【写真:(C)Netflix】

和歌山の小さな離島を舞台にした“時をかけるSFサスペンス”

 Netflixは23日(米国時間22日)、週間グローバルTOP10(14~20日集計)を発表した。日本のTV部門では日本アニメ「サマータイムレンダ」が初登場1位となり、3週連続1位だった同「SPY x FAMILY(スパイファミリー)」は2位に後退した。3位は韓国歴史ドラマ「シュルプ」という結果だった。

(※以下、作品の内容に関する記述があります)

「サマータイムレンダ」は和歌山県出身の漫画家・田中靖規のサスペンス漫画で、「少年ジャンプ+」で17年10月から21年2月まで連載され累計閲覧数1億3000万回を超えた人気作。テレビでは今年4月から9月にかけてTOKYO MXなどで放送された。第1クールオープニング主題歌はマカロニえんぴつの「星が泳ぐ」。

 幼馴染である小舟潮の訃報を聞いた網代慎平は2年ぶりに故郷の和歌山市・日都ヶ島(ひとがしま)に帰ってきた。親友の菱形窓は「潮の死には不審な点があり他殺の可能性がある」と告げた。翌日、近隣の一家が突如として全員消えてしまう事件が発生。時を同じくして慎平は「自分にそっくりな“影”を見た者は死ぬ。“影”に殺される」という不吉なうわさを耳にする。公式ホームページでは「夏の小さな離島を舞台にした“時をかけるSFサスペンス”」としている。同作はディズニープラスで独占配信されていたが、15日以降、各サービスで順次配信開始となった。

 2位の「SPY x FAMILY(スパイファミリー)」は25週にわたって、また3位の韓国時代劇ドラマ「シュルプ」は5週連続で日本TV部門のTOP10にランクインした。同TOP10のうち、「サマータイムレンダ」(1位)、「SPY x FAMILY」(2位)、「チェンソーマン」(4位)、「ブルーロック」(10位)の4作が日本アニメ。今週5位の韓国ドラマ「絶対彼氏。〈完全版〉」は2003年から翌年にかけて「少女コミック」(小学館)で連載された日本のラブSF漫画が原作だ。

 韓国ドラマでは8位の「シスターズ」が、9位の「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」がそれぞれ11週、20週にわたってTOP10入りするなど息の長い人気を見せている。

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