葉加瀬太郎がまな娘・向日葵さんにメロメロ 初の2ショット会見で「キレイだなって」

音楽家でバイオリニストの葉加瀬太郎と娘の向日葵(ひまり)さんが17日、親子で共作した児童書「葉加瀬太郎の英語のうた」の出版記念イベントを開催。監修を務めた脳科学者の茂木健一郎氏も登壇し、終始笑いっ放しの会見となった。

葉加瀬太郎と長女の向日葵さん【写真:ENCOUNT編集部】
葉加瀬太郎と長女の向日葵さん【写真:ENCOUNT編集部】

茂木健一郎氏のツッコミに袖で見守る高田万由子さんもヒヤヒヤ

 音楽家でバイオリニストの葉加瀬太郎と娘の向日葵(ひまり)さんが17日、親子で共作した児童書「葉加瀬太郎の英語のうた」の出版記念イベントを開催。監修を務めた脳科学者の茂木健一郎氏も登壇し、終始笑いっ放しの会見となった。

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 大人気シリーズ「頭のいい子が育つ」最新刊として用意された今回の児童書は葉加瀬太郎のオリジナル楽曲と向日葵さんの朗読による音楽と英語を楽しめる絵本とCDのセットなっている。

葉加瀬「このたび僕と娘の向日葵の2人で初めて英語の歌という本を出させていただくこととなりました。僕のメロディーを子どもたちに歌いやすいようにアレンジして、そこに向日葵が歌詞を書いて歌も歌っています。僕が子どもの頃は『猿、ゴリラ、チンパンジー♪』とか何の意味もなく覚えたものは大人になってもずっとどこかに残っている。そんなふうに子どもの頃から自然に聴いているだけで英語が学べるようになればいいなと思って作らせていただきました。

 うちの母は全然英語が喋れませんが、孫の向日葵が歌っているということで(本を送ったら)今も毎日聴いていて『7回聴いたら、もうペラペラになったわ』って言ってました(笑)」

葉加瀬(照れくさそうに)「あの、娘の向日葵です」

向日葵「こんにちは向日葵です。この本は本当に日本の子どもたちにたくさん楽しく英語を勉強してもらえるように、単純な英語のフレーズや単語を使って歌詞を書いてみました」

――葉加瀬さんと向日葵さんの共作は初めてですか。

葉加瀬「家やスタジオでは音楽で何度もあるんですが世間にアウトプットするのは初めてです」

――パパとして今回の共作をひと言でたとえるなら。

葉加瀬「まあ、『愛のランデブー』と申しましょうか……恥ずかしながら(苦笑)」

向日葵「(笑)」

 ここで「頭のいい子が育つ」シリーズの監修を担当している脳科学者で作家の茂木健一郎氏も登壇。

茂木「えー、バイオリンを弾かない葉加瀬太郎です」

葉加瀬、向日葵「(爆笑)」

茂木「正直出来上がりを見るまで心配だったんですけど(笑)。めっちゃ良いじゃないですか!」

葉加瀬「ありがとうございます」

茂木「脳の中で音楽と言葉ってほぼ同じ領域で被っているんです。リズムとかイントネーションとか音楽でも言葉でも処理しているので。だから音楽から言葉にアプローチするって特に幼少期には一番良いんです」

葉加瀬「20代後半にセリーヌ・ディオンとのワールドツアーがあったんですが、その時は本当に何も(英語を)喋れなかったんです。そのあとイギリスに住んで日常会話はできるようになったんですけど。やはり大人になってから英語を喋るのは本当に大変。英語に限らず外国語というのは早ければ早いほどいい」

茂木「でも、どうですか? パパとして娘が素晴らしいイギリス英語を喋って」

葉加瀬「キレイだなって」

茂木「(笑)」

――向日葵さんは大学で脳科学を勉強されていたんですよね。

向日葵「脳科学と薬学を勉強していました」

茂木「脳科学仲間ですよ」

葉加瀬「(笑)。向日葵と僕の曲がMVになっていてYouTubeに公開されているんです。自分の曲がこんな歌になったんだって自分でも驚いているんですが、そのギャップも楽しんでもらいたいです」

監修の茂木健一郎氏のツッコミに2人もタジタジ【写真:ENCOUNT編集部】
監修の茂木健一郎氏のツッコミに2人もタジタジ【写真:ENCOUNT編集部】

向日葵さん、親子で作った絵本は「本当に記念になりました」

――MVでは子どもたちがダンスを踊っていますよね。

茂木「(子どもたちは)“はかせんす”(※)は持って踊ってないのかな?」

葉加瀬「持ってない、持ってない(爆笑)」

(※)「はかせんす」とは葉加瀬太郎の有名なコンサートグッズ(=扇子)のこと

葉加瀬「先生がおっしゃった“はかせんす”は、『情熱大陸』という曲で、必ずみなさんにこう振っていただいてたんですが、コロナ禍でこの2、3年。色々な規制のもとに、今も我慢してもらっているんです。12月31日まで全国ツアーを回っていて今日もこれから名古屋に移動して明日からコンサートをさせていただきますが、やっぱり音楽をいろんな形で作って、みなさんに届けていきたいなと思います」

茂木「ちなみに(葉加瀬、向日葵のファッションを指して)ステージに上がる前の高田万由子さんの(2人への)服装チェックが厳しくて。僕は有吉弘行さんに昔『賢いホームレス』ってあだ名を付けられているから、めっちゃプレッシャーを感じました(笑)」

葉加瀬、向日葵「(笑)」

茂木「今後、向日葵さんが有名になっていったら(葉加瀬さん)どうすんですか? 落合信彦が最近は落合陽一のパパって言われているように葉加瀬太郎は向日葵さんのパパと呼ばれる日がきたら?」

葉加瀬「まあ、彼女の人生なんでね」

茂木「まさしく高田万由子さんの厳しいプロデュースでね(笑)」

 葉加瀬の妻で所属事務所の社長も務める高田さんも袖で笑った。

葉加瀬「今回はもう本当に向日葵と一緒にできたことは僕にとって大変楽しいことでした」

――向日葵さん、今回こういった形でお父さんとご一緒できたっていうのはいかがですか。

向日葵「すごく楽しくて。お家ではいろいろと一緒に何かをすることもあるんですが本を出すのは初めてなので、本当に記念になりました」

――一緒に作っているときはお父さんは厳しかったですか。

向日葵「まったく厳しくなかったです」

茂木「ママが厳しいんだよね?」

全員「(笑)」

 3人の爆笑会見が終わると会場となったインターナショナルスクールの子どもたちが登場し、葉加瀬、向日葵さんによる歌と演奏が披露された。一生懸命に歌う子どもたちの姿を見ながら親子でうれしそうに音楽を奏でた。

「葉加瀬太郎の英語のうた」は会見当日に発売日を迎えたが、早くも予約殺到で発売前に重版が決定した。

□葉加瀬太郎(はかせたろう)1990年「クライズラー&カンパニー」のヴァイオリニストとしてデビュー。セリーヌ・ディオンとの共演で世界的存在となる。96年よりソロでの活動を開始。2002年、自身が音楽総監督を務めるレーベルHATSを設立。07年秋からロンドンへ拠点を移す。代表作「エトピリカ」「情熱大陸」を始め、NHK朝ドラのテーマ曲「ひまわり」など、テレビのテーマ曲や企業CM曲など、これまでの作品は400曲以上にのぼる。22年8月17日発売のニューアルバム「BEAUTIFUL WORLD」を引っ提げて全国46公演のツアー中。

□向日葵(ひまり)葉加瀬太郎の長女。8歳から家族の移住に伴いイギリス在住。現地の小学校、中学校、高校に通い、英国ブリストル大学薬学部を卒業。大学では脳科学を専攻し、アルツハイマーを研究。3歳からヴァイオリンを習い、メニューインスクール小野明子氏に師事。バルセシア国際音楽コンクールで金賞受賞。現在は英国の教育機関で学校設立に携わっている。「徹子の部屋」、「人生が変わる1分間の深イイ話」、「火曜サプライズ」、「ぴったんこカン・カン」等にも出演し話題となった。

誰もがアッと驚く夢のタッグ…キャプテン翼とアノ人気ゲームのコラボが実現

書籍情報
「CD付 頭のいい子が育つ 葉加瀬太郎の英語のうた」
著者:葉加瀬太郎・向日葵(ひまり)
出版社:株式会社 新星出版社
定価:本体2,700円+税
仕様:B5変形判/ハードカバー/オールカラー/72ページ/付属CD1枚

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