三浦透子、映画単独初主演 作品の持つメッセージに共感「純粋に参加したかった」
女優の三浦透子が単独初主演を務める映画「そばかす」(12月16日公開)の完成披露舞台あいさつが16日、都内の劇場で行われ、三浦のほか前田敦子、伊藤万理華、坂井真紀、玉田真也監督も参加した。
共演の前田敦子にも感謝
女優の三浦透子が単独初主演を務める映画「そばかす」(12月16日公開)の完成披露舞台あいさつが16日、都内の劇場で行われ、三浦のほか前田敦子、伊藤万理華、坂井真紀、玉田真也監督も参加した。
「恋愛至上主義」がまん延する世界で、他人に恋愛感情を抱かない主人公・佳純が「自分は何者で、自分の幸せは何なのか」を見つけていく姿を描く。
三浦は「世間で当たり前に享受されている普通を、当たり前に受け入れることに悩んでいる自分がいて、そういうときの心を救って、拾い上げてくれる作品です。この作品と関わる時間が自分のためになると思った。佳純のために自分のためにできることがあると思ってしまったんです。だから、純粋に参加したかった」とオファーを受けた理由を説明した。
映画単独初主演となるが「あまりそういうのは考えていないんですが」としつつも、「人生でずっと大事にしていきたいことと向き合える作品が最初の主演作になるのはうれしいなって思います」と話した。
佳純の同級生で、元AV女優・真帆を演じた前田は、三浦と共演して「大好きになりました」とにっこり。三浦も「こちらこそ。真帆ちゃんの持っているかっこよさを前田さんも持っていた。それに救われたし、自然と真帆ちゃんと佳純の関係を作れたのは前田さんだったから」と感謝した。
また、舞台あいさつには友情出演している北村匠海がサプライズで登壇した。“座長”の三浦に向けて「こういうの嫌だろうなと思いながら今日は来させていただきました」と大きな花束を手渡した。初主演から「約12年の仲」という三浦と北村。2人の撮影の様子を見ていた前田は「2人の仲の良さがすごくすてき。その仲の良さが映画に出ている」と紹介した。