お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹、女優の吉岡里帆らが15日、都内で行われた「2022 KIMONOIST（キモノイスト）授賞式」に出席した。

「キモノイスト」は着物が好きな人や似合う人に限らず、“未来のキモノ”を示唆し、キモノを最新のファッションでありモードとしての発信を担うアイコンを実行委員会が選考。“伝統や文化”を生活様式に写し取る新時代の生き方、楽しみ方を提案できる人に「キモノイスト」の称号が贈られる。

　日本人のルーツの着物を芸人がどのよに、新しい時代のルーツへ導くか期待されて登壇した又吉は「このようなすてきな賞。光栄に思っています」とにっこり。普段から着物を着こなしているが、「井の頭公園のボートに着物を着て1人で乗っていたら、海外の旅行者の人にたくさん写真を取られました。誰もが着物を着て街にでかけていけるようになったらいいな」と思いを話した。

　一方、吉岡はシャープな着物を着こなして欲しいと選出された。受賞について「本当にとてもうれしい。生まれ故郷が京都で、観光できた人が着物を着ていたのを見ていたし、あこがれの装い。大人の一歩というか。本当にうれしく思います」とトロフィーを手に微ほほ笑んだ。着物について「仕事で着るときの着物はパステルが多いので、年齢的にもグレーとか今日の色味のかっこいいカラーを（今後）着ていきたいと思いました」と語った。

　また、隣の又吉について「我々、色味的にコンビ感が……」と色の“リンク”について触れる場面も。又吉が「2人で（コンビとして）ルミネtheよしもとに立ちたい」と意気込むと、吉岡も「いいですね～」とノリノリだった。