【アトムの童】大どんでん返しに視聴者驚がく「想像を超えてる」「ドキドキが止まらない」

俳優の山崎賢人が主演を務めるTBS日曜劇場「アトムの童」(午後9時)の第5話が、13日に放送された。

「アトムの童」第5話の展開に視聴者衝撃【写真:(C)TBS】
「アトムの童」第5話の展開に視聴者衝撃【写真:(C)TBS】

次週から新章に突入!山崎努、麻生祐未らが登場

 俳優の山崎賢人が主演を務めるTBS日曜劇場「アトムの童」(午後9時)の第5話が、13日に放送された。

(※以下、ドラマの内容に関する記載があります)

 同作は、大手企業や販売元を介さず個人でゲームを制作する通称「インディー」と呼ばれる天才ゲーム開発者・安積那由他(あづみ・なゆた/山崎賢人)が、競争の激しいゲーム業界で大手IT企業「SAGAS」に挑む物語。

 かつて、「ジョン・ドゥ」名義で人気ゲームを開発した那由他と友人の菅生隼人(すごう・はやと/松下洸平)は、SAGASの社長・興津晃彦(オダギリジョー)との因縁がきっかけで解散していた。しかし老舗玩具メーカー「アトム玩具」の一人娘・富永海(とみなが・うみ/岸井ゆきの)と出会ったことから、6年ぶりに「ジョン・ドゥ」を再結成。アトムで新たなゲームを作ることとなった。

 無事にインド人投資家から5000万円の融資を受け、ゲーム「ATOM WORLD」を完成させたアトム玩具。早速ゲーム配信サイトに申し込むが、各サイトから次々と断られてしまう。そんな中、那由他、隼人、海の3人は興津から呼び出され、SAGASに向かう。

 興津は、SAGASが経済産業省の依頼のもと、「ゲームの品質を保つための管理」を任されたと伝える。アトムのゲームが配信サイトから断られたのは、興津が「実績のない新規参入者を慎重に審査するように」と新たに厳しい基準を設けていたからだった。興津は、SAGASが運営するゲーム配信サイト「PLAY LIFE」での「ATOM WORLD」配信を提案。月間アクティブユーザー1億人を超える世界最大のプラットフォームで配信と宣伝を行う代わりに、アトムの造形技術を譲るように迫った。

 興津の提案を断固拒否した3人はアトムの自社サイトで配信を開始するが、ダウンロード数の伸びはイマイチ。人気ゲーム実況者にも声をかけるが、すでに興津の息がかかっていた。そこでゲームキャラクターのゲッチャリロボをノベルティにして、体験会を開催することに。世界中のフィギュアマニアに届くゲッチャリロボ。フィギュアのQRコードから「ATOM WORLD」のダウンロード数は伸び、ついに100万ダウンロードを達成した。さらに、優れたゲーム作品を選ぶ「JAPAN GAME AWARD」にノミネートされたのだった。

 迎えた「JAPAN GAME AWARD」授賞式。結果はSAGASのゲームが大賞の「ジャパンゲーム大賞」を含む5部門を獲得し、「ATOM WORLD」はひとつも受賞できなかった。しかし落胆もつかの間、アジア最大のゲームアワード「アジアゲームアワード」で、ユーザーが面白いと思った作品を選ぶ「アジアゲームアワードベストワン賞」を獲得。ゲームの実力が認められた那由他たちの認知度は、取材を受けるまでに上がっていった。

 海は、アトム玩具に融資をしている元勤務先の「やよい銀行」支店長・小山田賢雄(皆川猿時)に、残りの融資金返済のめどが立ったことと、返済後にメインバンクを変更する旨を報告する。すると小山田は態度を一変させ、アトムが「前期の決算書の売り上げのひとつを満たしていなかった」と指摘。「財務制限条項に従い、アトムの債務1億円が株式に置きかわった」といい、やよい銀行がアトムの筆頭株主になったと告げた。さらに、株はすべてSAGASに売却したという。

 同じ頃、アトム玩具には銀行員が押しかけ、「アトムがSAGASに買収された」と告げる。PCゲームデータやフィギュアの設計データを差し押さえ始め、那由他たちはアトムから追い出されてしまった。

 この大どんでん返しにSNS上では、「ぎゃー、どうなるの?っ!想像を超えてる……」「ベスト賞とってこのまま終わるわけはないと思ったけど、まさかの展開にドキドキが止まらないし、興津社長が憎たらしいったない!」と驚きの声が挙がっている。次週からはいよいよ新章に突入。新たに山崎努、麻生祐未、加藤ローサらが登場する。

※山崎の崎は「たつさき」

次のページへ (2/2) 【写真】「アトムの童」第5話の場面カット
1 2
あなたの“気になる”を教えてください