NiziU、東京ドーム公演満席 MAYUKAの19歳誕生日をファン祝福 「お母さん、生んでくれてありがとう」 RIKU感涙「夢がかなった」

韓国の大手芸能事務所・JYPエンターテインメント所属の9人組ガールズグループ・NiziU(ニジュー)が12日と13日、初のドームツアー「NiziU Live with U 2022 “Burn it Up”」(計4公演)の東京ドーム公演を行った。メジャーデビューから1年11か月でのドーム公演は女性アーティスト史上最速となる。

東京ドームで熱狂的なステージを披露したNiziU【写真:田中聖太郎】
東京ドームで熱狂的なステージを披露したNiziU【写真:田中聖太郎】

12月14日発売の初バラード「Blue Moon」をサプライズ披露

 韓国の大手芸能事務所・JYPエンターテインメント所属の9人組ガールズグループ・NiziU(ニジュー)が12日と13日、初のドームツアー「NiziU Live with U 2022 “Burn it Up”」(計4公演)の東京ドーム公演を行った。メジャーデビューから1年11か月でのドーム公演は女性アーティスト史上最速となる。

 開演と同時に巨大セットの扉が開き、中から鮮やかなピンク色の船に乗ったNiziUがステージに登場すると、いきなりデビュー曲「Step and a step」をパフォーマンス。「NiziU Live with U 2022 “Light it Up”」の公演内でも同様の船が登場し、ツアーという「新たなNiziUの旅」を表現する大規模なスケール感で話題となったが、今回のドーム公演でもアップグレードされ再登場。アリーナツアーから今回のドーム公演への道のりを示唆する感動的な演出で観客の視線をくぎ付けにした。

 その後も、「Take a picture」「Make you happy」などNiziUの代名詞ともいえるヒット曲の数々を立て続けにパフォーマンス。ドーム公演ならではの迫力ある演出で約3時間半にわたりファンを魅了し続け、熱気に包まれながら初のドーム公演を駆け抜けた。ステージでは12月14日にリリースする最新シングルのリード曲「Blue Moon」をサプライズとして初パフォーマンス。同曲はNiziU初のウィンター・バラードで、ツアーにかけつけた多くのファンの姿に“大切な人を想う気持ち”を重ねて作り上げた珠玉の1曲だ。

 最後のあいさつでメンバーのRIKUは「アーティストが夢みるこの東京ドームに私たちが立って、夢がかなっているのが本当に不思議でめっちゃ幸せ。WithU(ファン)の皆さん、本当にありがとうございます」とあふれそうな涙をこらえながらファンに感謝を伝えた。リーダーのMAKOは「東京ドームで公演できて、不可能を可能にするという言葉がぴったりだなって思いました。声援がOKになったらその時に発散して叫んでください。私たちも喉をつぶすくらい歌って踊って、パフォーマンスを届けたい。それまで皆さん声を大事にしてください。こうやって9人で無事にパフォーマンスできて幸せです」と笑顔が弾けた。

 一方、13日に19歳の誕生日を迎えたMAYUKAは「去年はエレベーターの中、今年は車の中で誕生日を迎えました。誕生日の瞬間を2年ともメンバーと迎えられて本当に幸せです」と感激するとメンバーがステージ中央に集まってMAYUKAを次々と抱きしめた。場内にはバースデーソングが流れ、客席を埋めたファンのペンライトがすべてMAYUKAのメンバーカラーの緑色に染まった。MAYUKAは「本当にきれいです。WithU、大好きやでー。お母さん、生んでくれてありがとう。娘は今幸せです」と観客席にいたとみられる母親の方を向いて笑顔で手を振った。

 今後、NiziUは12月17日と18日に京セラドーム大阪で公演を行う。

次のページへ (2/2) 【写真】「NiziU」東京ドーム公演の様子
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