バイクライダーとコスプレイヤーが集まる「ひでぶ祭」 謎に包まれたイベントの全貌

栃木県宇都宮市でバイクとコスプレの複合イベント「ひでぶ祭 vol.2」が10月2日に行われた。“ひでぶ祭”とはどのようなイベントなのか、主催者の星絵理子さん、通称“えりこママ”に話を聞いた。

10月2日に行われた「ひでぶ祭 vol.2」の様子【写真:伊藤賢汰】
10月2日に行われた「ひでぶ祭 vol.2」の様子【写真:伊藤賢汰】

皆に慕われる“えりこママ”が語る、イベントの在り方、人と人のつながり

 栃木県宇都宮市でバイクとコスプレの複合イベント「ひでぶ祭 vol.2」が10月2日に行われた。“ひでぶ祭”とはどのようなイベントなのか、主催者の星絵理子さん、通称“えりこママ”に話を聞いた。(取材・文=伊藤賢汰)

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「ひでぶ祭」とは、えりこママが代表を務める複合施設「Natural works village」と茨城県を拠点に活動する“世紀末コスプレライダー”茨ジャギとのコラボイベント。バイクライダーとコスプレイヤー、それらを好きな人たちが集まるコミュニティーの場だ。2020年の初開催以来、2回目となった。

「このイベントをやりたいと思ったきっかけがコミュニティーの拡大だったんです。顔を合わせて、みんなが楽しめるエンタメを2年半ぶりに開催することができて、結果的に1回目より大勢の方が“ひでぶ祭”に参加してくれました。1回目に出会った方々のコミュニティーが広がっていく様子を見ることができて、感慨深かったです」

 初開催から、第2回の開催までは約2年の期間を要したが、えりこママはプラスに考えていた。前回を踏襲した部分と新たにブラッシュアップした部分の双方を楽しんでほしいという思いから、主催者、出店者、訪れる人と多方面に気を配った企画を実施した。

「ひでぶ祭 vol.2」のイベント内容は、茨ジャギステッカーの配布、マジシャンマッキーによるマジックショー、茨ジャギ率いる世紀末バンドによる世紀末音楽ライブにさまざまな賞品が当たる抽選会と盛りだくさん。初開催時とは異なる内容となった。さらに、キッチンカー、リラクゼーションサロンなど、栃木県内から出店者が多く集まった。

「前回の“ひでぶ祭”に来てくれたり、バイク乗りの方々に出店してもらって、本当にみんなのお世話になりすぎています。茨ジャギさんも元々は、ウチのお客さんを経由してつながりました。仕事ではなく、普段、名刺交換をする機会のないような人たちともつながることができてうれしいです」

“ひでぶ祭”には、「地域おこし」の側面もある。「宇都宮の餃子を県外の人にも食べてほしい」という思いから協同組合宇都宮餃子会にも協賛してもらった。今回の“ひでぶ祭”を訪れたことで、楽しみながらその地域の魅力を知ってもらう、“全てがつながるきっかけになれば”という裏テーマを胸にイベントを企画した。

 大成功で幕を閉じた「ひでぶ祭 vol.2」。えりこママは、次回への課題や目標を口にした。

「来場者の約8割がバイクに乗っている人で、予想通り、確実にコミュニティーができています。イベント自体が成功するのは分かるのですが、ボランティアの方やライダーさんの協力がないと“確実”には開催できないんです。前日まで会場の準備をして、当日も早朝から準備をしてくださって、とても感謝しています。今後は年に1回は絶対に開催したいと思っています。やはりイベントはコミュニティーなので、今回、協賛していただいた会社さんを含め、またいろんな栃木の会社さんと一緒に、栃木を知ってもらうきっかけになるようなことをやっていきたいです」

 今後もライダー&コスプレコミュニティーの拡大、そして栃木県の魅力を少しでも多くの人に伝えるためにえりこママは活動を続ける。

次のページへ (2/2) 【写真】「ひでぶ祭 vol.2」のアザーカット
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