伊藤淳史、木梨憲武の直電での仕事オファーに驚き「芸能界ではノリさんしかいない」

お笑いタレントの木梨憲武(とんねるず)と俳優の伊藤淳史が10日、都内で行われたSmartHR主催「WORK DESIGN AWARD 2022」授賞式にスペシャルプレゼンターとして登場した。2人はそれぞれの仕事観について語っていた。

授賞式に登場した伊藤淳史【写真:ENCOUNT編集部】
授賞式に登場した伊藤淳史【写真:ENCOUNT編集部】

木梨憲武と伊藤淳史がSmartHR主催「WORK DESIGN AWARD 2022」授賞式のスペシャルプレゼンター

 お笑いタレントの木梨憲武(とんねるず)と俳優の伊藤淳史が10日、都内で行われたSmartHR主催「WORK DESIGN AWARD 2022」授賞式にスペシャルプレゼンターとして登場した。2人はそれぞれの仕事観について語っていた。

 授賞式終了後のトークセッションでは、木梨が「年に1回緊張する場面です。毎年いい席に呼んでいただいてありがとうございます」とあいさつし、伊藤は「どの業界も改善していきたい部分があって、もちろん芸能界にもあって、そういうところを誰かが動いてくれたら何かが変わるというか、少しずつでも前に進んでいけるんだなと思いました」と感想を述べた。

 授賞式では映画監督の是枝裕和がパーソン部門賞を受賞。伊藤が「ありがたいことに充実した日々を送らせていただいております。来年も変わらずにいい作品に出会えたらいいなと思います」と来年の抱負を語ると、木梨は「監督をすーっと帰らせちゃだめだよ。軽いアプローチを入れておかないと。自分たちから動いていかないと」と木梨が芸能界の先輩としてのアドバイスをしていた。

 また、伊藤が「年に1回か2回だけ木梨さんから直電がかかってくるんです。僕、昨年の正月と今年の正月は『スポーツ王(「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」(テレビ朝日系))』に出させてもらったんですけども、木梨さんからの直のオファーなんですよ」と告白。

 木梨は「グイグイ行けるところには言わないと、事務所やマネジャーさんから自分のところに来るまでにすごい時間がかかるんですよ。全部カット。知り合いだったらやるかやらないか、スピードが待てなくなっている。こういうリズムは仲間たちにはやっています」と説明した。加えて伊藤は「僕、それで仕事できるのは日本の芸能界でノリ(木梨)さんしかいないんですよ。他の人では見たことないです。ノリさんだけは認めてくれる」と笑顔で主張していた。

 今年で2回目開催となる「WORK DESIGN AWARD」は、日本の“働きやすさ”を前に進めることを目的に、働き方をアップデートした取り組みに焦点を当てている。グランプリには新渡戸文化学園が受賞した。

<グランプリ>キャリア部門賞 新渡戸文化学園
取り組み:ダイバーシティあふれる未来の学校作り

ワークスタイル&プロセス部門賞 日本芸能従事者協会
取り組み:特別加入労災保険および相談窓口「芸能従事者こころの119」

ニューカルチャー部門賞 カミナシ
取り組み:全社員で同じ目標を持って働くために、SFプロとタイミング小説でイメージしやすいビジョンを策定

エンプロイーベネフィット 該当なし

ダイバーシティ&インクルージョン部門賞 アクティベートラボ
取り組み:障害者のできる仕事エンジン「UnBi(アンバイ)仮」搭載 障害者雇用サービス

コンテンツ部門賞 うえはらけいた/マスナビ
取り組み:新人コピーライターの成長を描く漫画「ゾワワの神様」

パーソン部門賞 是枝裕和監督
取り組み:「日本版CNC設立を求める会」の設立を始めとした日本映画界の労働環境改善を求める活動

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