教育評論家の尾木直樹氏が9日、ブログを更新。愛媛県にある小学校が入学式・卒業式を特定の生徒だけ欠席させたニュースを受けて驚きと怒りを表した。

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　この日「親の仕事によって入学式に参加させないとはーー」というタイトルでブログを更新した尾木ママは、初めに「一瞬、意味不明になった尾木ママです！」とコメントした。

　続けて「子どもたちに親が緊急事態宣言指定７都府県に出かけたことがあるかないかというアンケートをとり　仕事や出張でそれらの地域に出かけていた親の子どもには　入学式　始業式　出席を認めず　欠席をさせたというのです！」と伝えた。

　これは、愛媛県にある市立小学校が、新型コロナウイルス感染防止を目的に感染拡大地域を移動したトラック運転手を親に持つ子供たちを始業式や入学式を欠席させ、自宅待機させていたというニュースを受けてのコメントで、尾木ママは、「明らかに職業差別です！　子どもの学習権の侵害です」と語気を強め、「子どもたちの初めての入学式　ワクワク楽しみの入学式　親も親戚も地域もみんなお祝いの気持ちでいっぱいだった入学式　そんな大切な 大切な入学式を奪った校長　学校には詫びてすむような問題ではありません！」と怒りを表した。

そして「こんな発想　こんな事件　もう絶対に繰り返してはなりません！」と訴え、「たとえ地方で発言しづらい環境ではあっても　みんなで毅然と抗議しないとわが子守れない不安があります！」と呼びかけた。

コメント欄には、「言語道断」「悲し過ぎます」「言葉を失います」「同県に住む一個人として悲しい限り」などの声が寄せられた。