わたなべ麻衣、女児バス置き去り事故の話題に涙止まらず 夫・JOYも「本当にありえない」
タレントのJOYとモデルのわたなべ麻衣夫妻が1日、渋谷区NPO支援事業発表会に登壇。JOYは「僕と麻衣はキラキラしたイメージを持たれがちですが、子育ては本当に大変だし僕らもぶつかることがある。子育ての難しさを痛感していますが、それ以上の喜び・楽しさがあるので、大変なときを乗り越えながら一緒に頑張っていきましょう」と呼びかけた。
夫婦で渋谷区NPO支援事業発表会に登壇
タレントのJOYとモデルのわたなべ麻衣夫妻が1日、渋谷区NPO支援事業発表会に登壇。JOYは「僕と麻衣はキラキラしたイメージを持たれがちですが、子育ては本当に大変だし僕らもぶつかることがある。子育ての難しさを痛感していますが、それ以上の喜び・楽しさがあるので、大変なときを乗り越えながら一緒に頑張っていきましょう」と呼びかけた。
同会は渋谷区による、ふるさと納税を活用した認定NPO法人の支援事業発表会。JOYとわたなべは、寄付先団体に認定された団体の1つである、子ども・子育て支援団体「認定NPO法人フローレンス」が取り組んでいる「ひとり親支援」や「子どもの虐待や貧困問題」をベースにしたトークセッションに参加した。
団体代表の駒崎弘樹氏から、児童虐待によって1週間に1人の子どもが亡くなっていると聞かされたJOYは「そこまでだと知らなくてびっくり」と驚き。「子どもたちが苦しんでいるのはもちろん、親がどこにも自分の悩みやストレスを言えなかったり。最初は子どもにあたろうなんて思っていなかったはずだけど、気が付いたらぶつけてしまっていたりとか、いろんなケースがあると思う。大人側(の環境)にも改善していかないといけないことがたくさんあると感じます」と課題を口にした。
さらにJOYは「男子って育児をやっているつもりでも、正直やっていないんですよ。麻衣ちゃんがいないワンオペ(育児)のときに、『こんなに大変なの』とびっくりさせられる。ちょっとおむつを替えただけで、イクメンでしょって思うけど、そんなことはない」と持論を展開。「麻衣ちゃんがいいお母さんで、毎日頑張ってくれているのをすごくリスペクトしています」と笑顔を見せた。
駒崎氏から「すばらしいですね」と称賛されたが、JOYは「でも、僕が言っているのはきれいごと。麻衣ちゃんからしたら『もっとできることあるじゃん』ってなるし……」と謙遜。わたなべは「『ありがとう』と言葉に出して表現してくれるだけで救われる部分はすごくある。コミュニケーションや口に出すことの大切さを夫婦間ですごく感じます」とうなずいていた。
また、今年9月に起きた静岡県・牧之原市の認定こども園で起きた女児バス置き去り事故について話題が及ぶと、JOYは「ありえないこと。命を預かっていて、その命の確認を怠ってあんなことになって……。絶対に起きてほしくないし、起きてはならないこと」と沈痛。わたなべも「この話を聞くと涙が出てしまう」と目を赤くして涙を流すと、JOYは「本当にありえない。(事故後の)会見も見れなかった」と言葉を詰まらせていた。