NHK「カムカム」制作チームが再結成 江戸川乱歩デビュー100周年のオリジナルドラマ放送決定

NHKでは、脚本家・坪田文書き下ろしのオリジナルドラマ「探偵ロマンス」を2023年1月23日に放送することが決定した。

「探偵ロマンス」のタイトルロゴ  【写真:(C)NHK】
「探偵ロマンス」のタイトルロゴ 【写真:(C)NHK】

主演・濱田岳「ものすごく役者冥利に尽きること」

 NHKでは、脚本家・坪田文書き下ろしのオリジナルドラマ「探偵ロマンス」を2023年1月23日に放送することが決定した。

「探偵ロマンス」は、江戸川乱歩の作家デビューから100年という節目に制作される“知られざる江戸川乱歩誕生秘話”。連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」制作チームがNHK大阪放送局より届ける、ロマンスあり、笑いあり、涙あり、魂の叫びあり、アクションありのエンターテイメント活劇だ。

 主演は俳優の濱田岳で、のちに江戸川乱歩となる平井太郎を演じる。太郎はルブラン、ポーといった海外の推理小説家に憧れながらも、まだ何者でもなく、安い賃金の仕事を転々としながら、友人・初之はつの助すけ(泉澤祐希)と、その日の飯にありつくのがやっとの貧乏生活を送っていた。新聞社などに原稿を持ち込んでも全く相手にされない太郎の小説に、いつも感想を送ってくれる文通相手の村山むらやま隆子りゅうこ(石橋静河)からの手紙が、唯一の心の救いだった。

 そんな太郎が、初老の名探偵・白井しらい三郎さぶろう(草刈正雄)と出会い、ピンチにめっぽう強い三郎のユーモアとペーソスあふれる人柄に魅了される。一方、三郎は、純粋な太郎から飛び出す突飛な発想を面白がり、あふれ出る熱情や叫びに心動かされ、二人はバディを組み、探偵稼業へと乗り出していく。

 謎の犯行予告状にはじまり、太郎は上海帰りの魅惑の貿易商・住すめ良ら木ぎ(尾上菊之助)や、秘密倶楽部の妖艶な女主人・美摩子みまこ(松本若菜)、太郎を見下す新聞記者の潤二じゅんじ(森本慎太郎)、三郎とは犬猿の仲の鬼警部・狭間はざま(大友康平)、寡黙なバーのマスター伝でん兵衛べえ(岸部一徳)など、癖の強い人々と出会い、大いに翻ろうされ、あげく難事件に巻き込まれていく。

 やがて、太郎は覚醒し、明智小五郎や怪人二十面相など、乱歩作品お馴染みのキャラクターが躍動する物語を生み出していく。

 濱田岳のコメントは以下の通り。

「太郎は泥臭く、くさくさしちゃった人間味というのもすごく濃い人で、卑屈な若者、時代の波に飲み込まれた若者という印象です。難しい役柄なので演出と日々相談しながら演じています。演出は、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』、『心の傷を癒すということ』でご一緒した安達もじりさん。誰もが信頼している数少ないディレクターの元で、台本の一番手に名前が載るようなポジションでやらせていただけるというのは、ものすごく役者冥利に尽きることです。現場は今、もじりさんが演出する人間模様やハートの部分のやりとりとアクションシーンが化学反応を起こしつつあるところ。ゴールには必ずこの化学反応が起きると思うので、視聴者の皆さまにも楽しんでいただけると思います。撮影を進めながら日々自信がついていくのを体感しているので、安心して楽しみに待っていてくださいね」



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