【RISE】那須川天心、武尊戦以来133日ぶりリング 42歳寺戸伸近と引退エキシ、蹴りは一発も出さず

那須川天心(TARGET/Cygames)が久々にリングに上がった。42歳の寺戸伸近(Booch Beat)の引退エキシビションマッチで相手を務めた。天心がリングに上がるのは、6月の「THE MATCH 2022」で武尊に勝利して以来、133日ぶりだった。

リングに上がった那須川天心【写真:ENCOUNT編集部】
リングに上がった那須川天心【写真:ENCOUNT編集部】

キックボクシング界の功労者である寺戸伸近との引退エキシビション

立ち技格闘技イベント「RISE162」(30日、東京・後楽園ホール)セミファイナル、寺戸伸近引退セレモニー(3分×1R)

 那須川天心(TARGET/Cygames)が久々にリングに上がった。42歳の寺戸伸近(Booch Beat)の引退エキシビションマッチで相手を務めた。天心がリングに上がるのは、6月の「THE MATCH 2022」で武尊に勝利して以来、133日ぶりだった。

 レガースをつけて行われたエキシビションマッチ。寺戸の気迫のこもったキックをボクシング仕様にモデルチェンジした天心が受け止めた。

 ジャブから入る天心。いっさいの遠慮はない。寺戸のパンチを避けると、目にも止まらぬスピードでパンチのコンビネーションを披露。蹴りはいっさい出さなかった。3分が終了すると寺戸と抱き合った。

 引退セレモニーでは「昔から活躍していた寺戸さんが引退ということで、拳をこうやってあわせられてありがたいと思います。またこういったことがあればRISEに戻ってきたいと思います」とコメントした。

 天心は第6代RISEバンタム級王者で、寺戸は第2代の同級王者でキック5冠の実力者。拳を交えるのは初めてだった。

 天心は4月2日に行われた「RISE ELDORADO 2022」で風音に勝利し、RISEを卒業。6月19日の「THE MATCH 2022」ではRISE総大将としてK-1の武尊との“世紀の一戦”で勝利し、キックボクシングを引退。ボクシングデビューへ向けて準備を進めている。

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