2023年“新アニー”に11歳深町ようこ&10歳西光里咲 書類審査合格者91人の中から決定

丸美屋食品ミュージカル「アニー」アニー・孤児役オーディションの最終合格者発表が30日に都内で行われ、“新アニー”を深町ようこと西光里咲が務めることがわかった。

新アニー役を務める深町ようこ(左)と西光里咲【写真:(C)NTV】
新アニー役を務める深町ようこ(左)と西光里咲【写真:(C)NTV】

2023年の新アニーが意気込み

 丸美屋食品ミュージカル「アニー」アニー・孤児役オーディションの最終合格者発表が30日に都内で行われ、“新アニー”を深町ようこと西光里咲が務めることがわかった。

 今回のオーディションでは動画・書類審査合格者91人が29日と30日にかけて実技審査を受けた。合格者発表ではアニー2人・ほか孤児役12人あわせて14人の出演が決定した。

 アニー役に決まった東京都出身で11歳の深町は「とてもうれしいです。これから稽古、本番と始まっていきますが、頑張っていきます」と喜びの声を上げ、「すてきなアニーだったなと思っていただけるよう、勇気を与えられるようなアニーになれればいいなと思っています」と意気込みを語っていた。

 もう一人のアニー役、東京都出身で10歳の西光は「うれしいですけど、まだ信じられません。稽古、本番と重ねるにつれて、上達していけるように頑張っていきたいです」と語り、「明るくて元気な私なりのアニーを演じられればと思います」と抱負を述べた。

 演出を担当する山田和也は「人によっては何年もレッスンを重ねてきたと思います。あなたたちが重ねてきた努力は無駄になるということは一切ない。歌が好きな人、ダンスが好きな人、お芝居が好きな人、ミュージカルが好きな人。ずっと好きでレッスンを続けてくれればうれしいなと思います。きっと、あなたたちの将来にきっと役立つと思います」と受検者の子どもたちにエールを送り、アニー選考の基準には「明るいのが決め手だなと思いました」と明かしていた。

 同作は、1924年からアメリカで新聞連載がスタートした漫画「ザ・リトル・オーファン・アニー(小さい孤児アニー)」をもとに、1977年にブロードウェイのアルヴィン劇場(現ニール・サイモン劇場)で誕生したミュージカル。日本公演は86年に上演がスタートし、2022年公演終了時点で約187万人もの動員を集めた。

 同作は2023年4月から5月にかけて、東京・新国立劇場・中劇場にて上演される。

ほか 孤児役
モリー役 井手陽菜乃 南里侑明
ケイト役 和田愛海 和田知怜
テシー役 大矢結姫 川野未琴
ペパー役 難波夏未 橋元優
ジュライ役 坂本柚月 小金花奈
ダフィ役 能重歩実 山崎結香

※山崎結香の「崎」の正式表記はたつさき

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