28日にタイ・ラジャダムナンスタジアムで開催された格闘技イベント「KAT PRESENTS LEGEND OF RAJADAMNERN」のメインイベントにて、エキシビションマッチで“ムエタイのレジェンド”ブアカーオ・バンチャメーク（タイ）が元K-1ファイターの佐藤嘉洋を1R・TKO。病院送りにした。まさかの決着に「いつか大事故が起きる」などと物議をかもしているが、現役の格闘家からも「エキシビジョンでKOするのは、ブアカーオとメイウェザーくらい」と驚きの声が上がった。

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　予期せぬ決着となった。1Rからブアカーオはエンジン全開だ。佐藤の左に対してワンツーのタイミングで右ストレート一閃。顔面を打ち抜き、佐藤はダウン。立ち上がれず、レフェリーが試合を止めた。

　41歳の佐藤は2015年に現役を引退しているが、ブアカーオは現役とあって、ファンからは「ブアカーオ大人げないな」「引退した元選手をエキシでKOとか、ちょっとどうかしている」などの声が上がっていた。

　さらに「THE MATCH」にも出場したキックボクサーの志朗は「エキシビジョンでKOするのは、ブアカーオとメイウェザーくらいですね。1Rで終わるとは思わなかったですが、、」などとツイッターで驚きを発信していた。

　救急搬送された佐藤は29日に「体調は回復してきました。昨夜は心配をおかけしましたが、経験的にもう大丈夫です。試合については、主催者から改めて公式の見解が出される模様です。この度は現地を始め、日本や海外から温かいご声援、本当にありがとうございました！」とツイート。改めて体調に問題がないことを報告した。