陣馬山で「たき火禁止」の看板が燃やされる被害 都の担当者は憤り「極めて悪質」
都心にほど近く、高尾山などの人気エリアからも足を伸ばせるハイキングスポットの陣馬山(じんばさん)で、直火・たき火禁止を呼びかける看板が放火される被害があった。
都心にほど近く、高尾山などの人気エリアからも足を伸ばせるハイキングスポット
都心にほど近く、高尾山などの人気エリアからも足を伸ばせるハイキングスポットの陣馬山(じんばさん)で、直火・たき火禁止を呼びかける看板が放火される被害があった。
東京都環境局が運営するツイッターアカウント「東京の自然公園」は27日、「お知らせ」と題し「陣場山の休憩舎にある『直火・焚き火禁止』をお願いしている表示板が燃やされてしまった。山火事防止のため、多摩産材の木で丁寧に作ったものなので、とても悲しい。山に登る人は自然に対しても人に対しても思いやりの気持ちを持ってほしい」と投稿。「#器物損壊」のハッシュタグとともに被害を訴えた。
東京都環境局の担当者は「被害は27日午前中に都の職員が発見しました。看板は2021年3月の整備時に、山頂の白馬のモニュメント下の休憩舎に設置されたものになります。直火・たき火禁止の看板を燃やすという、極めて悪質な行為。警察にも連絡の上、調査に当たっています」と話した。
次のページへ (2/2)
【写真】「たき火禁止」を呼びかける看板