総フォロワー140万人・佐藤ノアが見せ続ける“理想”の姿「見せているのは自分の一面」

モデル・アーティスト・YouTuber・ブランドプロデュースなどでマルチに活動中の佐藤ノア(25)が、イラストレーターが描く1枚のイラストをもとに作られた「ストーリー」「楽曲」などを掛け合わせて新しいIP作品を創出するプロジェクト「1 PICTURE 1STORY」に参加し、オリジナル新曲も制作する。札幌から上京して7年、多ジャンルで足跡を残して同世代のトレンド牽引役であり続けるが、本当は「感覚型」だという彼女の原動力を聞いた。

スカウトでモデルデビューし、現在もレギュラーモデルを続けている佐藤ノア【写真:ENCOUNT編集部】
スカウトでモデルデビューし、現在もレギュラーモデルを続けている佐藤ノア【写真:ENCOUNT編集部】

上京、モデル、ソロアーティスト…「何があっても大丈夫」で結果を出してきた

 モデル・アーティスト・YouTuber・ブランドプロデュースなどでマルチに活動中の佐藤ノア(25)が、イラストレーターが描く1枚のイラストをもとに作られた「ストーリー」「楽曲」などを掛け合わせて新しいIP作品を創出するプロジェクト「1 PICTURE 1STORY」に参加し、オリジナル新曲も制作する。札幌から上京して7年、多ジャンルで足跡を残して同世代のトレンド牽引役であり続けるが、本当は「感覚型」だという彼女の原動力を聞いた。(取材・文=大宮高史)

 札幌生まれの佐藤は、バンド活動を志して2016年に上京。するとカフェで当時の編集長から声をかけられたことをきっかけに「bis」創刊号からモデルデビューし、現在までレギュラーモデルを続けている。行動哲学は、この頃から変わっていない。

「本当は感覚型で、興味があることをどんどんお仕事にしていったら、いつの間にか肩書が増えて皆がついてきてくれるようになった感じです。bisにスカウトされたときも、今回の1 PICTURE 1 STORYも『面白そう』が動機の根っこにあります。昔からネアカで自己肯定感も高くって、何があっても大丈夫でしょって思える性格で。不安や気おくれとは無縁ですね」

 音楽アーティストとしてはまずバンド「suga/es」のボーカルとしてデビュー活動しシャウトを響かせる。「suga/es」の活動休止後にソロ活動を始めるとガラりとカラーを変え、ガーリーな曲や近未来的でポップな世界観の曲をリリースしてきた。音楽性の転換は、世間が求める“佐藤ノア像”を的確に読んでのことでもあった。

「まずロックやパンクへの興味からバンドを始めてみて、次にJ-POPに興味が移ってこちらでも売れたらすごいだろうな、と思ってソロではポップな方に寄せようと考えました。それに、皆さんがSNSなどで見ている佐藤ノア像に近い音楽をやってみたいな、と思って。私自身が表現したいこと以上に、皆さんが私に抱いている『誰が見ても可愛い理想の女の子』のイメージを音楽に込めてきたんです。1 PICTURE 1 STORYでの曲も、こういう女の子でいたいなっていうイメージで作っていて、あえていえば演じている感覚なのかも」

 音楽に限らず、上京以来続けているモデル業やYouTubeでの情報発信、コスメのプロデュース業などでもそのセルフプロデュース力で知名度を上げてきたが、ファンや世の中が期待する佐藤ノア像でい続けることに抵抗はないという。

「素の私も活動の中でそういう『理想の佐藤ノア』に寄せていくことができるし、どんなジャンルのお仕事でも、見せているのは自分の一面なので。仮面をかぶっているとか、演じるのに疲れるといった感覚はまったくないです。私の中にもう1人、私のことを見ている自分がいて、佐藤ノアという人物を客観的にプロデュースしている、無意識にそういう思考ができているのかもしれません」

インフルエンサーとしての活動について語った佐藤ノア【写真:ENCOUNT編集部】
インフルエンサーとしての活動について語った佐藤ノア【写真:ENCOUNT編集部】

SNSでの炎上しない自信と、故郷札幌への気持ち

 インスタグラム・ツイッター・TikTokのフォロワー総数は140万人越え。SNSを駆使してトレンドをけん引するのも彼女のスタイルだが、ここでも絶妙なバランス感覚を持っている。

「カワイくてオシャレな女の子でいると共に、嫌なことも嫌って言えることも大切にしてきました。そうは言っても炎上には敏感な時代、本音を言いすぎるとまずいですよね。けれど、私なりのコンプライアンスというか、SNS歴も長いので何を言ったらダメなのかもなんとなく分かっているので、絶対炎上しない自信はあります(笑)。関わった人を不幸にしないことや、昔の友達や地元の人たちに胸を張っていられる佐藤ノアでいることは一貫してきました」

 今年2022年、故郷の札幌市制施行100周年で「公式インフルエンサー」に任命されたが、地元へはこんな気持ちも。「ふるさとには恥じない自分になっていると思いますが、もっともっと大きくなって札幌の誇りになりたいと思っていて。お仕事以外で札幌に帰ると『まだまだなのにすいません』って思ってしまうときもあります。いまの私を卑下する訳ではないんですけど、もっと上に行けるぞって気持ちが強くて」

 東京で表舞台に立ってからも背伸びせず、飾らないまま感性を発揮してきた。「Z世代のインフルエンサー」といった肩書でいまの自分を象徴されることついても、地に足着いた感覚で捉えている。

「インフルエンサーって職業ではなくて、状態だと思っています。私が関わったものが売れたり話題になるにしても、それは『世間に広める能力がある』っていうことで、それならわざわざインフルエンサーって言わなくても、それぞれのお仕事で世の中にウケている、でいいんじゃないかなと思います。特定の肩書きにはこだわらないでやってきたのが私ですし、一言で言い表すこともできないのかなと。ただ、これからもどんな活動に打ち込むにしても、皆さんの日常を楽しいものにして、私のことを追っかけてよかった! って言ってもらえる自信はいつも持っています」

□佐藤ノア(さとう・のあ)1997年7月9日、北海道出身。バンド活動を経て、2020年よりソロアーティストとして活動、現在8曲の楽曲を配信。21年恵比寿リキッドルーム、22年サンリオピューロランドでのワンマンライブも開催。音楽活動のほか、アクセサリーブランド「Mel cinna」、香りのブランド「Shefar」、カラーコンタクトブランド「ramurie」で商品作りに携わり、コンセプト制作なども行なっている。モデルとしてbisは創刊号からレギュラー出演中。またmeiji me チョコのアンバサダーとしても活動。

「1 PICTURE 1 STORY」
ファッション誌「bis」にて、12月1日より連載企画がスタート
公式サイト:https://twinplanet.co.jp/solution/2202/
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCjcBVIiuep6GHCnHJqrBYGw
公式Twitter:https://twitter.com/1PICTURE1STORY

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