メルセデス・ベンツ日本株式会社は24日、新型「メルセデスAMG SL」を発表し、シンガーソング・ライターのiriとのコラボすることが決定した。

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　デビューから70周年を迎え、数々の大スターに愛され続けたSLが、このたびAMG専用モデルとなりフルモデルチェンジを果たした。今回コラボが実現したiriは、「メルセデスAMG SL」をイメージしたタイアップ曲「friends」を書き下ろし、26日より配信リリースする。

　併せて、26日から実際の「SL」が登場するミュージックビデオ（MV）や、楽曲が起用されたウェブCMも公開される予定だ。そのほか、24日よりメルセデス・ベンツ日本の特設ページでiriのスペシャルインタビューも公開となった。

　新曲「friends」は、トラックプロデュースは2019年にリリースしたアルバム収録曲「CAKE」以来のタッグとなるgrooveman Spotが担当した。クールに少しずつ熱を帯びていくハウスミュージックの高揚感と清涼感が同居した1曲に仕上がっている。

　実際に「メルセデスAMG SL」が登場し、楽曲のテーマである「friends」達とのさまざまな場面が切り取られたMVも楽曲リリースと同時に公開される。

　また24日に行われた発表会に登場したiriは、タイアップ曲「friends」の生パフォーマンスを披露。トークセッションでは、「今回の曲のテーマである『挑戦』、『情熱』とリンクするように歌詞を書き進めました。自分でも挑戦してもくじけるときがある、そんなとき、自分や周りの友人を鼓舞する気持ちで書きました」と曲に込めた思いを明かした。

　そして、メルセデスについて「ラグジュアリーで高級感があり、私の世代では憧れのイメージを持っていました。今回実際に撮影等で『メルセデスAMG SL』に乗らせていただくことで、より身近な存在になりました」とコメント。

　さらに、新型SLは「ブルーの外観が鮮やかできれい、色へのこだわりを感じました。車内の機能面も充実していて、乗っているだけでワクワクしました。都内の高速道路や都会を走り抜けたいです」と印象を語った。

　メルセデス・ベンツのラグジュアリーロードスター新型「メルセデスAMG SL」。「Super」と「Light」（軽量）を略したモデル呼称である初代300SL（W194）は、1952年にレーシングスポーツカーとして発表され、ルマン24時間レースで見事なワンツーフィニッシュを飾ったほか、世界各地のレースで輝かしい戦績を重ねた。この2年後に300 SL “Gullwing”（W198）という量産バージョンを生み出した。

　初代300 SLの誕生から70年を迎え、新型SLはメルセデスAMGによる開発モデルとして生まれ変わった。SL専用の高剛性プラットフォームによる卓越したドライビングパフォーマンスと快適性を兼ね備えたドライバビリティ、ソフトトップ、2＋2シートレイアウト、そして「Formula One」の技術を採用した新型直列4気筒ターボエンジンがもたらす軽快でパワフルなドライビングを楽しむことができるモデルとなっている。また、インテリアはアナログとデジタルを融合した「ハイパーアナログ」デザインを採用することで、300 SLのデザインをオマージュしながらもラグジュアリーで快適な空間を実現している。