緊急事態宣言でも満員電車解消の有効策なし…志らくが危機感「本当に難しい」

TBS系の情報番組「グッとラック!」は7日、緊急事態宣言について特集した。

立川志らく
立川志らく

「居酒屋で一杯飲んでというわけにはいかない」

 TBS系の情報番組「グッとラック!」は7日、緊急事態宣言について特集した。

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 宣言は安倍首相が発令し、東京や大阪、福岡など7都道府県が対象になる。

 一層の自粛を求める一方で、公共交通機関は通常通りの運転となる。

 ただ、東邦大学感染制御学の小林寅てつ教授は「昨日夕方ぐらいに下りの電車に乗った時、これは人が相当集中してるんですよ。満員電車に近い状態。これが現実。きちんと考えていかないともう難しい局面に入っている」と都内の現状を指摘。

「帰り道になると、みんな同じくらいに帰りたい。同じ行動になる。大きな行動変容が起こらないと、感染を抑えていくことにはつながらない」と満員電車解消へ具体的な対策が必要と訴えた。

 政府は7都府県の鉄道業者に対し、終電時間の繰り上げを求める調整に入っている。

 しかし、MCを務める落語家の立川志らくは、かえって混雑につながる可能性を示唆し、「同じ時間になっちゃうと、小林先生が言ったように、いっぱいになっちゃう。これをどうするか。難しいんですよね」とコメント。

「夜をつなぐ場所がない。じゃあ居酒屋で一杯飲んでというわけにはいかない。本当に難しい」と日本が抱える満員電車問題に危機感を募らせた。

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