竜星涼、投資家役でフジ連ドラ初主演 朝ドラ「ちむどんどん」以降初出演作

俳優の竜星涼が、2023年1月からスタートするフジテレビ系水10ドラマ「スタンドUPスタート」でフジテレビ連続ドラマ初主演を務めることが25日、分かった。

来年1月期水10ドラマ「スタンドUPスタート」で主演を務める竜星涼【写真:(C)フジテレビ】
来年1月期水10ドラマ「スタンドUPスタート」で主演を務める竜星涼【写真:(C)フジテレビ】

2023年1月スタートの水10ドラマ「スタンドUPスタート」

 俳優の竜星涼が、2023年1月からスタートするフジテレビ系水10ドラマ「スタンドUPスタート」でフジテレビ連続ドラマ初主演を務めることが25日、分かった。

 原作は、漫画家の福田秀が描く「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で現在も連載中の大人気コミック。過去の栄光にすがる中年や前科者、就業経験のない主婦、就職活動に挫折した大学生など、さまざまな事情を抱えた“訳アリ人材”へ投資する主人公を描くビジネスストーリー。

 竜星演じる主人公の三星大陽(みほし・たいよう)は、「“資産は人なり”。資産を手放す投資家はいない!」という理念を持つ、自称“人間投資家”。投資会社「サンシャインファンド」の社長で、会社組織でうまくいかない人や生きづらさを抱えている人々に、「スタートアップ(起業)しよう!」と声を掛け、それぞれの持つ可能性を見いだしていく。仕事での失敗や挫折をしてしまった人、将来の夢を諦めてしまった人、さまざまな事情を抱えた人々と出会い、再び生きる希望を取り戻させていく。そんな社会で迷える人々に光を当て、新たな人生の道へと導いていく“シン・時代のヒーロー”が切り開く、新しい“人間再生ドラマ”だ。

 主演の竜星は、先日まで放送されていた連続テレビ小説「ちむどんどん」(NHK)では、徹底したダメ男を演じ、その高い演技力で注目を集めた実力派俳優の一人だ。そんな竜星が、朝ドラ以降初出演となる本作で、初の投資家役を演じる。誰よりも熱い信念を持ち、思いもよらないアイデアで新規事業を興しながら、関わる人たちの人生を明るい未来へと照らしていく、魅力あふれる主人公を描き出す。

 竜星は今回のオファーを受けて、「デビューして初めて出演したドラマがフジテレビでした。それから10年以上がたち、フジテレビの連続ドラマで主演ができることをとても感慨深く、うれしく思います」とコメント。また、台本を手にして「投資や起業の話でありながらも読めば読むほど泥臭い人間ドラマです。スタートアップ(起業)させることで新しい人生と生きる価値を手に入れていくストーリー展開に気がついたら心が熱くなっていました」と感想を語った。

 さらに、視聴者に向けて「投資や起業という一見自分には関係ないと感じる人たちにとっても、実はとても身近で、そして何より、人と人とのつながりの大切さを改めて感じる、熱い“人間再生ドラマ”になっています。是非楽しみにしていてください!」と呼びかけた。

 本作は「知ってるワイフ」(フジテレビ系)や「推しの王子様」(フジテレビ系)などを手がけた狩野雄太氏が企画を務める。本作を手がけるにあたり、「原作を読んだ時に、投資家目線でスタートアップの話が展開していくのが新しいなと思い、そして、そこにさまざまな人間ドラマが繰り広げられていて、とても面白いと思いました。福田先生にご快諾いただき、実写化できることをうれしく思っております」と喜びを語った。

 続けて、「主人公・三星大陽は、大胆不敵で、男気(おとこぎ)があり、そして“人が好き”という思いにあふれる熱く器のデカいキャラクターです。竜星さんは、演技力は言うまでもなく、思わず目にとまってしまうオーラ、人間的魅力があり、見た目も中身もどこか大陽と似ている部分があると思い、ご出演をお願いいたしました。とにかく、カッコいい主人公、ニューヒーローになると確信しております。スタートアップを題材にはしていますが、全ての働く人々に共感していただける物語になっていると思います。新しい気持ちで迎える1月クールにふさわしい、爽快感がある“人間再生ドラマ”にしていきたいと思いますので是非ご期待ください」と本作の魅力をアピールした。

 プロデュースは、「極主夫道」(映画:2022年、ドラマ:日本テレビ系)や「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」(日本テレビ系)などのヒット作を世に送り出し続ける清家優輝氏。また、「おっさんずラブ」(映画:2019年、ドラマ:テレビ朝日系)や映画「バイオレンスアクション」、「魔法のリノベ」(フジテレビ系)など、さまざまな作品の演出を務めた瑠東東一郎氏が演出する。

次のページへ (2/2) 【写真】ブルーのスーツを着こなす投資家役 竜星涼の全身ショット
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