俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」（毎週日曜、午後8時）。23日に放送された第40回では、「泉親衡の乱」が描かれ、和田義盛（横田栄司）の縁者がこの謀反に関与している展開が描かれた。これを口実に義時が和田を滅ぼそうと考えるが、政子（小池栄子）と実朝（柿澤勇人）が相談し、衝突を避けるため政子が「わが家に伝わる秘策」を提案する展開に。その秘策が講じられた和田に、ネット上で「かわいい」という声が多数上がっていた。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　政子の秘策は、これまで頼朝も難を逃れるためにやったことがある女装だった。第40回では和田が、実朝、政子、義時と直接、会って話すために女装してやって来た。和田のトレードマークのひげにはピンクのひもが、かわいらしく結ばれていた。この秘策が功を奏し、話し合いが実現し、義時の考える和田討伐は難しくなった。だが、そんな事情を知らない和田一族が、義時に寝返るつもりでいた三浦義村（山本耕史）を引き込み、戦に向けて動き出してしまう展開だった。第40回のラストにはナレーションで「和田合戦勃発」という声が聞こえた。

　ネットには、和田の女装に「懐かしの女装」「鎌倉殿が女装すんのかと思ったら和田だった」「髭のリボンにしか目がいかん」「女装って北条家伝統だったの？」「和田殿おひげリボン」「秘策…無理がある」「髭リボンかわいい」「ヒゲ結んでいるピンクの紐かわいい」「あ、リボン結んでる」「おひげのピンクのリボン、かわいいねぇ」と盛り上がっていた。

　また、序盤には大勢の和田の子どもが登場し、全員ひげをはやしていた。ネットでは「和田殿がいっぱい」「大量の和田義盛」「和田殿子供多すぎ」「和田キッズ全員キャラ濃い」「和田一族はみんな髭面」「無数の和田義盛」「真面目なシーンだけど、無数の和田義盛に笑ってしまう」と盛り上がっていた。

　一方、ビデオリサーチによると23日放送の「鎌倉殿の13人」第40回の関東地区の平均世帯視聴率は11.3％、個人視聴率は6.6％だった。