俳優の松岡広大が23日、都内で「松岡広大 10th ANNIVERSARY BOOK-再会-」の発売記念イベントを開催。報道陣の取材に応じた。

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　今年で俳優デビュー10周年を迎えた記念に発売された同書は、西表島で撮影されたグラビアのほか、これまで松岡が仕事で関わった人からの寄稿や鼎談などが掲載されている。

　松岡は「ロングインタビューでは、普段深堀りしないようなことを深堀りした。過去を赤裸々に話せる機会はなかなかない。10年を振り返ることができて、いい機会になった。これまで過去に思いを馳せることはなかったので。ありのままの姿をみなさまに見ていただけることが何より幸せ」と語った。

「南のほうに行ったことなかったから」と、ビジュアル撮影のロケ地に西表島をチョイス。「島民のみなさんが非常に気さくで親切だった。『つらいことがあったら帰っておいで』と言われた。自然のおかげで人も和やかになっているのかな？」と思い出を明かした。

　同書は「すごく間口は広い本になった」といい、「片方からめくると僕の経歴をたどれて、もう片方からめくると現在の僕をたどれる。どの方が見ても抵抗はないなって。ファンになって日が浅いから見てはいけないというのはナシ。どの時期に僕を知った方でも手に取れる本です」とアピールした。

　俳優業10年には「“もう10年か”というのと、“まだ10年か”と矛盾した感じ」と素直な心境を明かす。今後も「皆さんの目に触れられるように、応援していただけるような男になる。何よりもこの仕事に真摯に向き合っていきたい」と気持ちを新たにした。