Netflix週間TOP10 、TV部門で4週連続1位の韓ドラ「シスターズ」 現地プロデューサーが絶賛

Netflixは19日(米国時間18日)、今週のグローバルTOP10(10~16日集計)を発表した。日本のTV部門では韓国ドラマ「シスターズ」(英題:Little Women: Season 1)が4週連続で1位を獲得した。日本アニメ「SPY x FAMILY: Season 1」は2週連続2位、世界的現象となっている「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(同:Extraordinary Attorney Woo: Season 1)は同3位。韓国の大ヒットドラマ「梨泰院クラス」の日本版リメークであるテレビ朝日制作「六本木クラス」は前回7位から圏外へ去った。同局の人気ドラマシリーズ「七人の秘書」が前回に続き連続5位となった。

日本TV部門1位の「シスターズ」【写真:(C)Netflix】
日本TV部門1位の「シスターズ」【写真:(C)Netflix】

脚本家「悪の出発点は不平等から来る」

 Netflixは19日(米国時間18日)、今週のグローバルTOP10(10~16日集計)を発表した。日本のTV部門では韓国ドラマ「シスターズ」(英題:Little Women: Season 1)が4週連続で1位を獲得した。日本アニメ「SPY x FAMILY: Season 1」は2週連続2位、世界的現象となっている「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(同:Extraordinary Attorney Woo: Season 1)は同3位。韓国の大ヒットドラマ「梨泰院クラス」の日本版リメークであるテレビ朝日制作「六本木クラス」は前回7位から圏外へ去った。同局の人気ドラマシリーズ「七人の秘書」が前回に続き連続5位となった。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

「シスターズ」は貧困の中で育った3姉妹の苦闘と成長を描く新感覚の社会派痛快サスペンス。韓国のNetflixでも3週連続1位を記録するなど人気を集めている。裏切り、恋愛、突然手に入れた大金……。韓国の映像プロデューサーは「予想をはるかに超えたラストが素晴らしい」と称賛している。

 同ドラマは韓国のケーブル局tvNの土日ドラマとして放送。9月3日の初回視聴率6.4%(ニールセンコリア全国有料世帯基準)で始まり、最終回の第12回は11.1%と自己最高を更新した。脚本を担当したチョン・ソギョンさんが最近、韓国メディア各社のインタビューに応じ、「貧困にもいろんな顔があることを見せたかった。貧困は楽しい話ではなく、一番近いところにある現実的な話だったから」「悪の出発点は不平等から来る」と執筆の動機を語っている。

 ドラマ「ヴィンチェンツォ」「王になった男」のキム・ヒウォン監督が演出し、3姉妹役のキム・ゴウン、ナム・ジヒョン、パク・ジフのほか、リュ・ソンヒ美術監督の美的センスで「シスターズ」が完成したが、とりわけ脚本の力が際立っている作品としてメディアから注目されている。

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