【RISE】中村寛、“バリ強いのび太”チャンヒョンに2RKO負け 重たい打撃に還ってこれず

中村寛(BK GYM)がチャンヒョン・リー(韓国)に2R・KO負けを喫した。

中村寛(左)がチャンヒョン・リーに2R・KO負け【写真:山口比佐夫】
中村寛(左)がチャンヒョン・リーに2R・KO負け【写真:山口比佐夫】

第9試合、SuperFight! 62.5キロ契約

立ち技格闘技イベント「Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022」(15日、東京・大田区総合体育館)第9試合、SuperFight! 62.5キロ契約、3分3R延長1R

 中村寛(BK GYM)がチャンヒョン・リー(韓国)に2R・KO負けを喫した。

 チャンヒョンの巻き返しはすさまじいものがあった。

 1R、中村は序盤からフルスロットルで攻める。ストレートを当てただけでなく、左のハイキックもヒットさせた。このまま試合は進んでいくかのように思えた。

 2R、チャンヒョンのプレッシャーを受けることになる。常にロープを背負う展開に。チャンヒョンの左フック、右ストレートのコンボをもろに受けると中村はぐらつく。クリンチで回復をしようとするも防がれた。

 再度、コーナーに詰められ左フックを再び被弾。最後はワンツーを受け、そのままダウンした。2R・1分39秒だった。

 中村は6月の「THE MATCH 2022」でのレオナ・ぺタス戦以来の試合だ。前日計量では報道陣に背中を見せて計量。仕上がった体を見せつけていた。

 対するチャンヒョンは第5代スーパーフェザー級王者。2017年にベルトを獲得してから約5年間保持し続けている。直近の試合は7月の一馬戦。4RKO勝利を収めている。中村からは“バリ強いのび太”と評されていた。

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