教育評論家の尾木直樹氏が3日、ブログを更新。新型コロナウイルスの感染拡大を巡る政府の対応の遅さを嘆いた。

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「確実にオーバーシュート近づいた東京」と題した尾木ママは、小池百合子都知事の会見に言及。

「知事は会見で緊急事態宣言出たらどうなるのか 具体的対応策を明らかにしました! 何がストップして何が大丈夫なのか【見える化】出来ました!」と評価した。

　一方、感染者数の増加が止まらない現状は「毎日確実にオーバーシュートに近づいているように見えます!」と指摘した。

「『まだその段階ではない』という政府の説明に説得力がないのは・前進、好転している部分がないからです」と続け、「ギリギリを突破してからでは海外の例を見るまでもなく遅いのです! こんなにみなさんが心配しているのに何故政府には伝わらないのでしょうか?? 誰か 教えて欲しいです!」と緊急事態宣言を拒否する安倍政権の対応に疑問を呈した。

　緊急事態宣言は日本医師会も要請しているものの、安倍首相は「現時点ではギリギリ持ちこたえている」と繰り返すばかり。現在の感染者数は2週間前の段階の数字で、ネット上には納得できない多くの国民から不満の声が寄せられている。