IMPACTors佐藤新、木曜劇場「silent」出演決定 「目黒くんとご一緒できることは本当に光栄」

川口春奈が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場「silent」(6日スタート、毎週木曜、午後10時)に、佐藤新(IMPACTors/ジャニーズJr.)、井上祐貴、石川恋が出演することが分かった。

佐藤新【写真:(C)フジテレビ】
佐藤新【写真:(C)フジテレビ】

フジテレビ系で6日放送スタートの完全オリジナル作品

 川口春奈が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場「silent」(6日スタート、毎週木曜、午後10時)に、佐藤新(IMPACTors/ジャニーズJr.)、井上祐貴、石川恋が出演することが分かった。

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 完全オリジナルとなる本作は、川口演じる主人公の青羽紬が、本気で愛するも別れることになってしまった高校時代の恋人・佐倉想(Snow Man・目黒蓮)と8年の時を経て偶然の再会をはたし、そこに待ち受けていた現実と向き合いながらも、寄り添い、乗り越えていこうとする姿を丁寧に描いていくラブストーリー。今を生きようとしている女性と、障がいを患ってしまったことで自分と向き合えず別れを選んでしまった青年。音のない世界でもう一度“出会い直す”ことになった2人と、それを取り巻く人々が織り成す、せつなくも温かい物語だ。

 佐藤が演じるのは、主人公・紬が働く渋谷の大型CDショップの同僚・田畑利空(たばた・りく)。現在就職活動中の田畑は、めんどくさがりで仕事に対するやる気をなかなか見せようとしない21歳の大学生。そのため普段から無気力な言動も多く、店長から頼まれた仕事であっても、適当な理由を付けて紬に押し付けてしまうことも。一方で、正社員の誘いを受けている紬に就活の悩みを打ち明けたり、かと思えば、悪気なく意地悪な質問をしてきたりするなど、紬には心を許してなついているようなところもある。

 井上が演じるのは、主人公・紬の同級生であり、想や戸川湊斗(とがわ・みなと/鈴鹿央士)と同じサッカー部に所属していた野本拓実(のもと・たくみ)。社会人になった今でも湊斗をはじめとした、かつてのチームメートに声をかけてよくフットサルをしている。そんな拓実は友達思いで熱いところがあり、それゆえに心に思ったことを相手の気持ちをくみ取る前に、ついストレートにぶつけてしまう時も。思わぬ形で想との再会をはたすことになった親友・湊斗の悩みにも率直な気持ちをぶつけてしまう。

 石川が演じるのは想の姉で、現在は結婚して実家を離れている井草華(いぐさ・はな)。今は2歳の息子・優生(ゆうき)を連れて、よく実家に顔を出している。幼い頃は、いつも穏やかで周りの人間への思いやりを忘れない想に比べ、妹の萌(もえ/桜田ひより)とともに自由奔放に育った華だが、母・律子(りつこ/篠原涼子)と本音で話し合えるがゆえにぶつかってしまうこともある。耳が聞こえなくなって以降、想のことばかり気にするようになった律子に対して複雑な思いを持っているようだ。

 作品に込められた優しさと、それを彩る俳優陣の美しい演技、そしてその世界観をあますことなく届ける映像美に注目だ。

 出演者のコメントは以下の通り。

○佐藤新(IMPACTors/ジャニーズJr.)
「まさか自分がこの作品に出演させていただけるなんて思ってもなく、少しでも関われることがとてもうれしかったです。そして、目黒くんとご一緒できることは本当に光栄です。この作品は物語もとてもリアルで、読むごとにその世界観にのめり込んでしまいました。紬が想に対してこれからどう向き合っていくのか、この2人が今後どうなっていくか楽しみで仕方ないです。また、目黒くんの役に対するストイックな姿勢を僕はすごく尊敬しているので、この役を目黒くんが演じたらどうなるんだろうというワクワク感でいっぱいです。演じる田畑利空という役は、常に脱力している感じの子で、無気力で仕事に全くやる気がないゆとり男子という印象です。力をできるだけ抜いて田畑くんの何も考えてない、適当で雑な感じが出せればいいなと思いながらお芝居しました。今回、新しい撮影環境でとてもドキドキしましたが、一生懸命演じさせていただきました。翻弄(ほんろう)されながらも前に進み続ける2人を最後までお見逃しないように。そして、素晴らしいキャストの皆さんが出演される『silent』、最終話までぜひ楽しんでください!」

○井上祐貴
「今回お話をいただいたとき、うれしいと同時に、初めて木曜劇場に出演させていただくことにも気合いが入り、全力でぶつかってみようと思いました。そして、台本を読み進めていくうちに、どんどんのめり込み、登場人物それぞれに感情移入し、苦しくて切ない中にある優しさに心を奪われていました。人間誰もが持っている繊細な感情が散りばめられていて、この台本が映像になっていくのが本当に楽しみだなと感じました。僕が演じる拓実は友達思いで熱い人。でも熱いがゆえに思ったことや感じたことを、言葉を選ばずストレートに言ってしまい、“傷付けてしまった”と後悔してしまう。でも後悔したときちゃんと謝る、伝える、ということがきちんとできるのが拓実だと思っています。同じように僕自身も悩むことがあります。自分だったらどうするか、拓実だったらどうするか、僕なりに考えながら表現できればと思います。紬や想をはじめ、登場人物がおのおの悩み、苦しみ、葛藤しながらも前に進んでいく様子をぜひ楽しみにしていてください。僕もとてもすてきなキャストの皆さん・スタッフの皆さんに全力でついて行って『silent』の沼に飛び込みたいと思います」

○石川恋
「生方さんの脚本と村瀬プロデューサーの書かれた企画書を拝見したときに、間違いなく多くの人の心に響く作品になると思いました。共演者の皆様は尊敬する役者の方々ばかりで、同じ作品に携われることをとてもうれしく思います。台本は1話1話がリアルで繊細な世界観に魅了され、小説を読んでいるようでした。生方さんが紡ぎ出す言葉達がすっと心に入ってきて自然と感情が揺さぶられ気付けばこぼれ落ちる涙を拭いながら台本をめくっていました。きっと見てくださる多くの方の心に響く作品になると思います。華という役は実際に私自身と同じ長女で、弟がいるので、もし同じ境遇に立っていたらどうしていたかな……と想像しました。きっと“自分がしっかりしなければ”と影の大黒柱のような存在になっていたのではないかと思います。初挑戦の母役ということもあり、今まで以上に“家族”について深く考えさせられました。長女として、母として、家族とどう関わっていくか、丁寧に華と向き合っていきたいと思います。切ない描写もありますが、愛と優しさにあふれた温かい作品です。夏が終わり、秋から冬にかけて空気が澄んでいくように、静かに皆さまの心に響いていく作品にしたいです」

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