ryuchell、映画起用は“沖縄のヤンキー”ものまねがきっかけ 役者業は「向いてない」

タレントのryuchellが1日、都内で行われた映画「愛してる!」(公開中)舞台あいさつに登壇した。当日は、共演者の川瀬知佐子、鳥之海凪紗、乙葉あい、高嶋政宏、白石晃士監督も登場し、同作をアピールした。

映画「愛してる!」舞台あいさつに登場したryuchell【写真:ENCOUNT編集部】
映画「愛してる!」舞台あいさつに登場したryuchell【写真:ENCOUNT編集部】

新作ロマンポルノ「愛してる!」をアピール

 タレントのryuchellが1日、都内で行われた映画「愛してる!」(公開中)舞台あいさつに登壇した。当日は、共演者の川瀬知佐子、鳥之海凪紗、乙葉あい、高嶋政宏、白石晃士監督も登場し、同作をアピールした。

 同作でSMクラブオーナー役を演じて存在感を見せたryuchellは「オファーをいただいたときに、まさかのSMのヤバい映画で『うそでしょ』と思ったんですけど、やってみたらすごい楽しかった。自分の心の奥にいるものを表現できていたんじゃないかなと思った。皆さんと目を見ながら、レスポンスしながら、言葉をキャッチボールしていくなかで、目力のある役者さんが多いなと思いました。負けないようにパワーを表現できるように意識しました」と撮影を振り返った。

 すると、白石監督は「私が『ryuchellさんはどうでしょう』とご提案しました。存在も発言もそうなんですけど、一番の決め手は、ryuchellさんのYouTubeの沖縄のヤンキーシリーズですね。沖縄のヤンキーとギャルのものまねがめちゃくちゃうまいんです。これができるなら芝居もできるのは間違いないですから。お願いしたら受けていただき、一同驚きました」とオファーの経緯を語った。

 ryuchellが「えー、やだあ。何も言ってなかったじゃん」と反応すると、MCから「今後、役者のお仕事はいかがですか」と質問。ryuchellは「いやあ、向いてないもん」と回答。白石監督が「向いてますよ」と言うと、会場からは賛同の拍手が沸いていた。

 最後にryuchellは「たくさんの方に見ていただきたい気持ちでいっぱいです。この映画に携わらせていただいていた中で、変態ってなんだろうとめちゃくちゃ考えたんです。何をもって変態なのか、愛だったりとか個性だったりとか。僕が今まで考え悩み続けていたこととリンクしている。人間の深さが垣間見えたり、変態ってなんだろう、性癖ってなんだろう、性癖の持っている背景とか、そういうものを深く考えられる映画でもあると思うので、面白いなと同時に深いところまで考えていただける映画になればと思います」と語り、同作をアピールした。

 同作はロマンポルノ50周年記念プロジェクト第2弾作品。SMを通して未知なる本性があらわになり、解放されていくアイドルの姿を白石監督がフェイクドキュメンタリーの手法で軽やかに描いた。

※高嶋政宏の「高」の正式表記ははしごだか

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