敗者復活を勝ち抜いた成城大学女子11人組「櫻坂46さんの流れ弾の演出を参考に工夫」【UNIDOL】

今年で10周年を迎えた女子大生たちによる大学対抗アイドルコピーダンスコンテスト「UNIDOL」(ユニドル)。アイドルグループやダンスパフォーマンスに魅了された女子大生がチームを編成し、日本一を目指してその出来栄えを競い合うコンテストが8月、3年ぶりに復活した。舞台は過去最大級のNHKホール。そこで「勝者も敗者もUNIDOLにかける思いは一緒」をテーマにこの夏「UNIDOL」に青春をささげたファイナル出場全チームのインタビューを紹介。今回は「UNIDOL 2022 Summer」決勝出場チーム、成城大学の「成城彼女」をピックアップ。

「UNIDOL 2022 Summer」決勝戦に出場した「成城彼女」(成城大学)【写真:舛元清香】
「UNIDOL 2022 Summer」決勝戦に出場した「成城彼女」(成城大学)【写真:舛元清香】

「UNIDOL 2022 Summer」出場チーム 「成城彼女」(成城大学)

 今年で10周年を迎えた女子大生たちによる大学対抗アイドルコピーダンスコンテスト「UNIDOL」(ユニドル)。アイドルグループやダンスパフォーマンスに魅了された女子大生がチームを編成し、日本一を目指してその出来栄えを競い合うコンテストが8月、3年ぶりに復活した。舞台は過去最大級のNHKホール。そこで「勝者も敗者もUNIDOLにかける思いは一緒」をテーマにこの夏「UNIDOL」に青春をささげたファイナル出場全チームのインタビューを紹介。今回は「UNIDOL 2022 Summer」決勝出場チーム、成城大学の「成城彼女」をピックアップ。

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――チームについて。

「成城彼女」成城大学 メンバー11人
なっぴ(2年生)、ひなり(2年生)、みゆ(3年生)、麦(2年生)、ゆーす(2年生)、りな(2年生)、心愛(1年生)、ふゆ(1年生)、みあ(1年生)、みつば(2年生)、蓮南(1年生)

ひなり「新たに8期生を加えた合計11人の新体制で、さらにパワーアップしました。今回の敗者復活戦は一曲勝負で演出にも力を入れて、いつもとまた違ったパフォーマンスになっています」

――大変だったことは?

ひなり「現役の7、8期は一曲勝負やストーリー性のある演出をやったことがなかったので、どうやって一曲でいろんな表現ができるか、どうやって見ている人に伝わる演出にできるかを考えるのが大変でした」

――今回の演目で頑張ったポイントは?

ひなり「現役が今までやったことのない演出に力を入れました。櫻坂46さんの1st tourの『流れ弾』の演出を参考にして今回作りました。ちゃんと見ている人に伝わるように私たちの工夫も入れて作った作品なのでぜひあらためて見ていただきたいです。決勝戦のセットリストは、会場を盛り上げ、かつ自分たちの思いもお客さんに伝わるような、元気で明るい現役らしさを出せるような曲を選びました」

セットリスト
1.アツイ!(BEYOOOOONDS)
2.ココロPRISM(虹のコンキスタドール)
3.流れ弾(櫻坂46)

――ステージを終えた感想をお願いします。

ひなり「敗者復活戦では1位通過を目指していたので2位通過は正直悔しいです。ただ決勝戦のためにたくさん練習してきた曲を披露することができたのはとてもうれしかったです。自分たちの頑張りは無駄じゃなかったんだと感じることができました。決勝戦1発目、城カノの勢いをぶつけてやろう! という気持ちで、実際城カノの勢いをぶつけることができたと思います」

――大会を通して学んだことは?

ひなり「決勝戦を3階席から見たとき、どのチームさんもバミがとても綺麗だったので、私たちももっとバミを意識した練習をやるよう心がけ、より良いパフォーマンスにしていきたいと思いました」

「成城彼女」(成城大学)【写真:舛元清香】
「成城彼女」(成城大学)【写真:舛元清香】

ユニドルは「普通の大学生ではできない体験ができる場所」

――次に向けての課題は?

ひなり「ただ踊るだけではなくて、いろいろな演出をしてお客さんを引き込んでいるチームが今大会多く見受けられました。私たちも見ている人を引き込めるような演出やパフォーマンスをもっとできるように、これからも頑張っていきたいです」

――あなたにとって「UNIDOL」とは?

麦「限界を高めて本気になれるもの」
みあ「自分が主役になれるもの」
みつば「精いっぱいにぶつかっていく青春」
ひなり「自分を一番表現できる場所」
蓮南「自分の弱点を成長させてくれるもの」
みゆ「成長させてくれるもの」
ゆーす「普通の大学生ではできない体験ができる場所」
心愛「仲間と一緒に目標へ向かって全力で取り組むもの」
なっぴ「夢中になれるもの」
ふゆ「目標に向かって全力になれるもの」
りな「本気になれて、経験を積ませてくれるもの」

――将来の夢は?

麦「エンタメ系」
みあ「学芸員」
みつば「会社員」
ひなり「会社員」
蓮南「中学校教諭」
みゆ「メディア系」
ゆーす「音楽、芸能系」
心愛「公務員」
なっぴ「航空系」
ふゆ「気象予報士」
りな「舞台関係」

 コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となった「UNIDOL 2022 Summer」は全国5都市から49大学53チームが予選に参加し、敗者復活戦を勝ち抜いた2チームを含めた16チームが決勝戦に進出した。ファイナルの舞台となったのは過去最大規模の会場「NHKホール」。決勝戦では各チーム持ち時間8分のダンスパフォーマンスでし烈な争いを繰り広げた。そして「UNIDOL 2022ー23 Winter」の開催も決定。北海道、関西、関東、東海、九州の各ブロック予選が12月に行われ、23年2月15日に東京「Zepp Haneda」で決勝戦/敗者復活戦が開催される。

「UNIDOL 2022 Summer 決勝戦/敗者復活戦」結果
2022年8月21日(日)NHKホール

優勝
「Bombs!」(筑波大学)

準優勝
「SPH mellmuse」(上智大学)

第3位
「やっぱりまかろん。」(同志社大学)

ベストフェアプレー賞
「完全無敵シンデレラ」(A大学)

ベストポジティブ賞
「さよならモラトリアム」(慶應義塾大学)

ベストドレッサー賞
「chocolat lumiere」(K大学)

ベストアトラクティブ賞
「chocolat lumiere」(K大学)

ベストパフォーマンス賞
「Bombs!」(筑波大学)

★シークレットゲスト「アンジュルム」

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