なぜ若い女性は「うんこ」「うんこ」と熱狂するのか…話題のミュージアムがお台場上陸
今年の夏休みは、お台場が「うんこ」の絶叫に包まれるかもしれない。 「うんこミュージアム TOKYO」が8月9日、お台場でオープンする。“うんこ”をテーマとした同施設は今年3月に、横浜でまずはオープン。7月までの来場者は20万人を突破するなど、熱狂的な支持を受けている。なぜ、これほど人気なのか。横浜の施設に実際に行き、担当者に秘密を聞いた。
横浜では3月オープン以来、20万人が来場…人気の秘密を探ってみた
今年の夏休みは、お台場が「うんこ」の絶叫に包まれるかもしれない。
「うんこミュージアム TOKYO」が8月9日、お台場でオープンする。“うんこ”をテーマとした同施設は今年3月に、横浜でまずはオープン。7月までの来場者は20万人を突破するなど、熱狂的な支持を受けている。
なぜ、これほど人気なのか。7月某日、横浜の施設に行ってみた。
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JR横浜駅を出てすぐのところに「うんこミュージアム YOKOHAMA」はある。数日前にネットでチケットを購入し、施設の入るビルへ向かった。
受付をしている人がみな、うんこの形をした帽子をかぶっている。隣にいた小学生が「あれ、欲しい」とママにおねだりしていた。壁を隔てた施設内からは、かすかに「うんこ」「うんこ」の絶叫が聞こえてくる。どうやら、自分は“うんこの国”に来てしまったらしい。
中に入ると、案内係の誘導でいきなり、「うんこ」と大絶叫させられた。恥ずかしがっていてはダメだという。入場口から少し進むと、「うんこメーカー」と言われる洋式の便器がずらりと並んでいた。子供たちが我先にと、座り出す。う~んときばると、便器からはプラスチックでパステルカラーのうんこがコロリと出てきた。子供たちは拾い上げて大喜びしている。そのまま、プレゼントされ、細い棒に突き刺して、館内を回ることになった。
うんこを持ちながら歩いていると、ふと、アニメ「Dr.スランプ アラレちゃん」を思い出した。うんこを細い棒で「つんつくつん」。子供のころ、毎週テレビを楽しみに見ていた。いつの時代も、うんこは子供たちに大人気なのだ。
さらに奥へ進むと、そこはうんこの“ワンダーランド”だった。スタイリッシュなうんこが、あちこちに並び、みなクソゲーを楽しんだり、「うんこ」と再び絶叫したりしている。子連れが多いのかと思ったが、周りをみれば、若い女性があちこちにいる。友達と「キャッ、キャッ」と写真を撮っている。なるほど、これほど“インスタ映え”するものはないかもしれない。もはや、おいしいご飯やおしゃれなカフェは見飽きた。ポップでスタイリッシュなうんこがトレンドなのだ。