LINEドラマ「終わらせる者」の完成報告イベントが20日に都内で行われ、主演の玉山鉄二を始め、さとうほなみ、ココリコの田中直樹が勢ぞろいした。

「終わらせる者」は、縦型動画プラットフォーム「LINE NEWS VISON」で展開する縦型ミステリードラマ。遺体とマネキンが合成されているという猟奇的な犯行の“マネキン連続殺人事件”を追う3人の刑事が、事件に巻き込まれた一家への捜査を通し、事件の謎と驚愕の真実を明らかにしていく……。

　玉山は「現場がタイトだったので、こうして形になったことにホッとした。縦型のよさ、人間の業、えぐみが出ている。みなさんに喜んでいただける作品になっていると思いました」と報告した。

　縦型ドラマは迫力ある画面が特徴。「普段のテレビに比べて、余白が少ない分、没入感がある。ひげをはやしっぱなしの役だけども、左のひげにつむじがあると発見した」と笑う。

　ヒロインのさとうは「つむじは気が付かなったので、もう1回見ます」と笑うと、田中も「自分にこんなにシミがあったのかと年を実感した。これも味だと思って見てほしい」と苦笑いした。

　縦型ドラマのブランド名「上下関係W」にちなみ、思い浮かべるキーワードを問うと、玉山は「先輩役者です。誘いを受けたら、『3日食べていません』と言って駆けつけた。僕は先輩を立てるけども、僕が後輩を誘うと、『もう食べちゃいました』と言われるのがせつない」。さとうは「5つ下の妹がいて、生まれながらの上下関係。ことあるごとに呼び出して、迎えに来てもらっている」。田中は「相方です。遠藤（章造）さんとは小学校から一緒なんだけども、アルバイトしていたとおきに平社員から副隊長に昇進して、『やっておいて』と言われるようになった」と生々しいエピソードを披露した。

「終わらせる者」はLINEが運営するスマートフォン向けニュースサービス「LINE NEWS」の動画コンテンツ「VISION」で22日午後6時から配信される。