女優の永野芽郁、奈緒が19日、都内のスペースFS汐留で行われた、映画「マイ・ブロークン・マリコ」（9月30日公開）公開直前イベントに登壇した。

　本作は、各コミック大賞でさまざまな賞を受賞した平庫ワカのコミック「マイ・ブロークン・マリコ」をタナダユキ監督のメガホンで映画化。原作は「親友の遺骨を持って旅に出る」という今までにない斬新な物語設定と、見る者に投げかける答えの見つからない問いかけが話題になった。

　本作で友情を超えて魂で結び付いた親友同士を演じ、プライベートでも仲の良い永野と奈緒は、平庫が書き下ろしたイラストがプリントされたTシャツで登場。主演を務める永野は、「頑張って作った作品なので、もうすぐ見てもらえるというのはうれしいです」と公開直前の心境を語り、奈緒も「こうして一緒にイベントをして、みなさんと一緒にカウントダウンができている感じが幸せです」とコメントした。

　一足先に作品を見た観客からの質問コーナーでは、「日頃のストレス発散方法は？」という質問に回答。ブラック企業に務めるOL・シイノトモヨを演じた永野は「誤解を招くかもしれませんが……」と前置きしてから、「この作品中はタバコを吸うのがストレス発散でした。（ニコチンの入っていない）体に害のないタバコを用意してくださって、タバコというか喉の治療薬みたいなもの。今はあまりストレスがないかも」と笑顔で明かした。

　また、24日に23歳の誕生日を迎える永野へのサプライズとして奈緒が手紙を朗読。「私がつらいと感じるとき、全力で寄り添ってくれる芽郁ちゃんにいつも心から感謝しています。これから先、すてきに年を重ねて行く中で、きっと大変なこともあると思います。そんなときは、芽郁ちゃんの羽根の休まる時間を一緒に過ごしていきたいです。こらからもよろしくね。大好きだよ」と思いを伝えると、愛がこもった手紙に永野は涙を流していた。