関根勤があふれる“ロッキー愛”力説「男は皆、ああなりたいの。途中で俺は違うって気づく」
タレントの関根勤が17日、都内で行われた映画「ロッキーVSドラゴ:ROCKY Ⅳ」大ヒット御礼イベントに登壇した。当日は関根が“ロッキー愛”を熱く語った。
関根勤「ロッキーは僕らの代弁者」
タレントの関根勤が17日、都内で行われた映画「ロッキーVSドラゴ:ROCKY Ⅳ」大ヒット御礼イベントに登壇した。当日は関根が“ロッキー愛”を熱く語った。
格闘技好きで知られ、「ロッキー」シリーズの大ファンでもある関根は「やっぱりね。スタローンはいいですよね。まずね、ハンサムだよね。みんなね、忘れてんのよ。スタローンは『ランボー』とかもやってるけど、強いとかワイルドというイメージがあるじゃないですか。忘れちゃいけないの。ハンサムなの」と話し、笑いを誘った。
続けて関根は「それはさておきましてね。この映画のすごいところが、あれだけトレーニングシーンとしかも対戦相手のトレーニングシーンもですよ。ボクシングのシーンの費やしている長さ。こんな映画ないですよね。すごかったですね」と同作を絶賛。今回42分の追加のシーンがあったが、関根は「僕は前に見ていますが、どこに入ったかわからないですね。全然、違和感がなかったですね。すっと見られましたね」と驚きを口にした。
さらに関根は「ロッキーは男なら誰しもなりたい像ですよね。皆、ああなりたいの。途中で気付くんです。違う。俺は違うって。俺、そんな強くない。体が硬いなとか、なで肩だとか。そうやって気付いていって、自分の落とし所を見つけるんです。だからこの映画は当たるんですよ。僕らの代弁者だから。女性が恋愛映画を見て、『うわあ、恋愛したい』って、帰り道、パンケーキ食べながら『恋愛したい』と思うのと同じ」と熱弁を振るった。
イベントではボクシング映画の同作にちなんで、関根が元ボクシング世界王者の輪島功一さんのものまねを披露。輪島さんのカエル跳びが生まれたときの秘話を関根は「あのときは目の前から消えちゃったら、びっくりすると思ってね」と動きを交えてものまねを行い、会場を沸かせていた。
同作は監督・脚本・主演、シルベスター・スタローンで、1986年に日本で公開された「ロッキー4/炎の友情」をスタローン自らの手で再構築した。今回のディレクターズカット版では主人公のロッキー・バルボアの心の旅、イワン・ドラゴの変化、アポロ・クリードとロッキーの友情を強調した。ロッキーは、友人であり師でもあるアポロ・クリード(カール・ウェザース)のために戦い、ソ連の支援を受ける殺人マシーン、イワン・ドラゴ(ドルフ・ラングレン)に立ち向かう。