【オヤジの仕事】美人双子デュオ「山田姉妹」がずっと仲良しでいられたのは親の細やかな気遣いのおかげ

音大出身の美人双子デュオ「山田姉妹」が注目されている。美しい容姿とピッタリと息の合ったハーモニーで日本の愛唱歌や1970年代の日本のポップスを歌い「心が洗われるようだ」という声があがっているのだ。姉・華さん(28)と妹・麗さん(28)は、姉妹は姉妹でも仲の良い二卵性双生児。息ピッタリなのも納得だが、双子となれば親は扱いに気を遣っただろう。華さんと麗さんに父親を中心とした親子関係を聞いた。

美しい歌声で注目の双子デュオ「山田姉妹」【写真:山口比佐夫】
美しい歌声で注目の双子デュオ「山田姉妹」【写真:山口比佐夫】

父の影響で覚えた歌でデビューした

音大出身の美人双子デュオ「山田姉妹」が注目されている。美しい容姿とピッタリと息の合ったハーモニーで日本の愛唱歌や1970年代の日本のポップスを歌い「心が洗われるようだ」という声があがっているのだ。姉・華さん(28)と妹・麗さん(28)は、姉妹は姉妹でも仲の良い二卵性双生児。息ピッタリなのも納得だが、双子となれば親は扱いに気を遣っただろう。華さんと麗さんに父親を中心とした親子関係を聞いた。

華「父は学校の先生をしています。音楽がすごく好きで、趣味のクラリネットをクラリネット奏者の母に習いに行って出会ったそうです」
麗「母は音大を出ているんです」
華「父は今も仕事から帰ると、毎日のように、自宅の防音仕様のレッスン室でクラリネットを吹いています。私たちが音大受験の時は練習室の取り合いでした(笑)」
麗「父は今、62歳。70年代の日本のポップスが好きで、私たちが小さい頃は、パソコンで好きな歌をセレクトしてつないで1枚のCDにして、運転する車の中でずっと流していました」
華「その頃に聴いていた曲が、私たちのデビューアルバム『あなた~よみがえる青春のメロディー』に収録した『風』『誰もいない海』とかですね。私たちは音大で声楽を学んでクラシックも歌いますけど、子供の頃からジャンルにこだわらず70年代ポップスとかディズニー、スタジオジブリ作品の音楽もよく聴いて、ハモって歌って、自然に馴染んでいました」
麗「デビューしたとき、父が『これからはこのCDを車で流そうかな』と言ってくれて嬉しかったですね。子供の頃は父の運転する車で家族旅行にしょっちゅう行っていたよね」
華「母が山好きなので、夏は丹沢でキャンプしたり、冬は長野でスキーしたり。私たちの上に兄が2人いて、私たちは4人きょうだいなんですけど、家族みんな仲良しなんです」

父のイメージは万能なドラえもん

麗「父は無口で自分のことはあまりしゃべらず、いつも聞き役。しゃべる時はゆっくりで“ゆるキャラ”というか、私のイメージは“ドラえもん”。何でもかなえてくれるし、何でも持っているから」
華「いつも大きなカバンを持ち歩いているんです」
麗「そのカバンに何でも入っていて、『寒いな』って言ったら上着が出てきて、『喉かわいた』って言ったら『これ飲む?』ってペットボトルが何本も出てくる(笑)。お菓子、バンドエイド、ノリ、ハサミとかいろんなものが入っています。あと“修理屋さん”」
華「金具が壊れたネックレスとか」
麗「あずけておくと、数日後に直して返してくれます」
華「外見もおおらかな感じで、大きなドラえもんみたいでした」
麗「でも1年ぐらい前から糖質制限ダイエットをして20キロ以上減量したんです」
華「ダイエットしようと決めたら徹底していましたね」
麗「ここ1年、お米はまったく食べていないと思います。本当にストイック! 痩せたら、遠くから見たら誰だかわからないぐらい。でも、足や足指の形が私と似ていて『私は父親の子だ!』と思いました」
華「私は太ももとかふくらはぎの肉付きの感じとか、脚の形がソックリで驚きました」

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