映画「ヘルドッグス」（9月16日公開）の公開直前イベントが13日、都内で行われ、岡田准一、坂口健太郎、MIYAVI、お笑いコンビ・はんにゃの金田哲、吉原光夫が参加した。

　深町秋生氏による小説「ヘルドッグス地獄の犬たち」が原作で、トラウマを抱えた元警察官・兼高（岡田）が関東最大のヤクザ組織に潜入するストーリーが展開される。

　本作で関東最大のヤクザ組織・東鞘会の組員である三神を演じたはんにゃの金田は、岡田と対峙したシーンを回想。「役入っている岡田さんは超怖い。対峙するだけで普通の人だったら目が合うだけで気を失ってしまう……」と語った。

　さらに、金田は「岡田さんが僕のことを触ろうとしてカッて目を開いたら、5メートルくらい後ろに飛んでいった。本当ですから、嘘じゃない！　アクションじゃなく、“覇気”で僕は飛んだ。気付いたらロッカーにどーんってぶつかって、気付いたら午前中が終わってて。岡田さんは新たなものを会得している」と興奮しながら明かした。

“覇気”習得疑惑を向けられた岡田本人も「なんか出ちゃったんですかね。本当に触っていないんですけど、急に金田くんがどーんって飛んでいった（笑）。覇気？　『ONE PIECE』ですか？」と大笑い。金田は「覇王色です。音響さんも岡田さんのシーンでちょっと気を失っていると思う」と大真面目に答え、会場の笑いを誘った。