【初恋の悪魔】松岡茉優の演技力に視聴者「すげーな」 “ヘビ女”と“星砂”の二重人格

俳優の林遣都と仲野太賀がW主演を務める日本テレビ系土曜ドラマ「初恋の悪魔」(午後10時)の第8話が10日、放送された。一瞬で2つの人格を行き来する松岡茉優の演技力に「松岡さんすげーな」と称賛の声が集まっている。

松岡茉優【写真:ENCOUNT編集部】
松岡茉優【写真:ENCOUNT編集部】

“第3の事件”に急展開

 俳優の林遣都と仲野太賀がW主演を務める日本テレビ系土曜ドラマ「初恋の悪魔」(午後10時)の第8話が10日、放送された。一瞬で2つの人格を行き来する松岡茉優の演技力に「松岡さんすげーな」と称賛の声が集まっている。

誰もがアッと驚く夢のタッグ…キャプテン翼とアノ人気ゲームのコラボが実現

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります。)

 同ドラマは警察の総務課に務める馬渕悠日(仲野)と会計課職員の小鳥琉夏(柄本佑)、生活安全課の摘木星砂(松岡)、刑事課の刑事・鹿浜鈴之介(林)という同じ警察署に務めているという共通点しかもたない男女4人がひょんなことから仲間となり、事件の立ち向かう様子や、恋と友情を描くミステリアスコメディー。

 女子大生が元彼を殺した疑いをかけられている“第3の事件”。ついに彼女に逮捕状が出てしまい、第1、第2の事件と同じように今回も冤罪(えんざい)と考えた鈴之介、“ヘビ女(松岡)”、森園(安田顕)の3人は、すべての事件の真犯人を雪松(伊藤英明)と仮定して捜査を進めていく。

 一方、雪松を殴り免職となった悠日は、琉夏と一緒に署から荷物を運び出していた。2人が悠日の自宅に戻って一息つこうとしていると、そこに悠日の両親が現れる。兄・朝陽のような刑事になれなかった上に警察職員まで免職になってしまったことを「お父さんやお母さんには失望しかさせてこなかったし、こんな息子で本当に申し訳なくて……」とわびる悠日。両親は「失望なんてしてないよ」となぐさめる。

 安堵する悠日に、両親は亡くなる前日に朝陽と会っていたはずの雪松が、朝陽には何日も会っていなかったと言っていたことを話す。両親は嘘をついた雪松に違和感を感じている様子で、雪松から朝陽の死について何か知っているのではないかと疑われていたこと、朝陽のスマホを手に入れたがパスワードが分からないことを明かした悠日に「7580」という兄のパスワードを教える。

 朝陽のスマホのパスワードを手に入れた悠日と琉夏は、鈴之介と“ヘビ女”がいる鈴之介の自宅へ向かう。朝陽のスマホのロックを解除し、中身を確認する4人。しかしスマホにはプライベートな情報しか残されておらず、悠日たちは発信履歴を頼りに生前の朝陽の足取りを追うことにした。

 朝陽の行動から分かったのは、彼が自分が捜査に加わった事件の犯人や関係者と捜査後も関りを持ち、彼らの様子を気にかけていたことだった。そんな中、朝陽の発信履歴に残っていて、唯一電話がつながらなかった“みぞれさん”から折り返しの連絡が入る。

“みぞれさん”は朝陽の先輩刑事。現在は病院にいて、もう先は長くないという。そして「死ぬ前にしゃべっておかないと」と前置きすると、朝陽が雪松を尊敬していたこと、そんな尊敬する上司である雪松から当時追っていた事件の容疑者であったリサ(満島ひかり)を撃つように指示をされたことなどを明かす。リサの自宅から凶器が発見されたこと、その場に雪松も居合わせたことから、朝陽は雪松がリサを犯人に仕立て上げようとしていたのではないかと疑い始めた。

“みぞれさん”は雪松について調べることを止めたが、朝陽は聞き入れず雪松に直接自分の考えを話すと答える。「やめておけ」と言う“みぞれさん”に朝陽は「自分にとっては雪松さんは“初恋の人”のようなものです。親に言われるまま警察学校に入って、目的もなく毎日を過ごしていた自分に、刑事の生き方を教えてくれた」と話し、翌日に転落死したという。“みぞれさん”は、朝陽は雪松に殺されたと断言。なくなる直前の兄の言動を知った悠日はますます考え込んでしまう。

 さらに第8話では、“ヘビ女”が星砂に戻ったかのようなシーンもあった。

 鈴之介の家で悠日からの差し入れである手作りカレーを見つけた“ヘビ女”。そのカレーを食べていると宅配便が届き、受け取りのサインを書いているタイミングで人格が入れ替わる。テーブルの上に悠日のカレーを見つけた星砂は、それを一口食べると涙。カレーをかきこみすぐに悠日の自宅に向かうが、悠日がドアを開けた頃には再び人格が“ヘビ女”に入れ替わっていた。

“ヘビ女”と星砂の人格を行き来する松岡の演技に、視聴者は「松岡さんの演技すごいなぁ」と感心。「一瞬で別人に変わった」「ちょっとした声のトーンで入れ替わりが分かる」「松岡さんすげーな」と、演技力を評価する声が多く上がっている。

 また、悠日と琉夏が雪松を尾行するシーンでは、雪松に家庭があり、息子がいることが明らかになった。帰宅した雪松と息子の親子にしては軽すぎるやりとりに疑問を持った視聴者もいたようで「あの息子の『ありがとう』が『(後始末してくれて)ありがとう』に聞こえちゃうよね」と、雪松の息子がシリアルキラーなのではないかと疑う声も。

 最終回も迫ってきただけに、「来週も楽しみ」「あと二週間見れる喜びとこれから二転三転するであろう結末にゾクゾクしてる」と続きを心待ちにする声が目立っている。

次のページへ (2/2) 【写真】“ヘビ女”と“星砂”、2つの人格を演じる松岡茉優
1 2
あなたの“気になる”を教えてください