STU48人気コンビ「ぽの」が振り返る2年間の絆 先輩・後輩を超えた絶対の“信頼感”
沖侑果が持つ矢野帆夏のアイドルとしての印象、学んだことは?
――「アイドル」としての印象についても聞かせてください。
沖「私がSTU48のファンだった時代は、ほのたんさんは『アンダーの一番手』『あともう一歩の人』という印象でした」
矢野「うんうん。というか、私のこと知ってたの?」
沖「知っていましたよ。(STU48を兼任していたAKB48岡田)奈々さんのアンダーの人、ってイメージがありました」
矢野「えー、すごい。初めて聞いた」
沖「あと、初期のビジュアルが好きだったんです」
矢野「ちょっと待って! 『だった』って過去形? 今は?」
沖「いや、“かわいい時代”があったじゃないですか」
矢野「ああ、10代のほわほわ系の時ね」
沖「好きメンの1人でした。大人っぽくなって、貫禄がどんどん出てきた今も、ファンの頃に見ていた当時と根本は変わらないです」
矢野「沖ちゃんは(STU48お披露目の)おかやま未来ホールに来ていたもんね」
沖「2階席の真ん中あたりで見ていました。その時、ステージにいるSTU48がすごく輝いていて、一生応援しようって。推しメンは楓さんでしたけど、STU48自体が好きだったので、ほのたんさんのことはちゃんと知っていました。ドラフト3期生としてグループに入ってからは、ほのたんさんも選抜メンバーを経験するようになって、一緒に過ごす時間が増えましたね」
矢野「すごい!」
沖「私、ほのたんさんの最初の仕事も覚えています」
矢野「えっ、なんで?」
沖「まひな(1期生の谷口茉妃菜)さんと一緒にワンピースを着たポスターを見て、かわいいなと思ったんです。それが本当の第一印象かもしれません」
矢野「(2017年8月の)ひろしまライフスタイル博のポスターを海辺で撮影した。あれ、めっちゃ初期よ。まだ、まひちゃんと仲良くなる前だった(笑)」
――沖さんが先輩の矢野さんから学んだことは?
沖「意外と周りのことを考えていて、フォローも上手いんです。MCとか、ここまで言ったらヤバいと思ったらちゃんと締めてくれて。私はあまり周りが見れないタイプだから、ほのたんさんが『MiKER!』のリーダーになってからは、特に学ばせてもらいました。メンバーのメンタリストというか、よく相談を受けていますね」
矢野「そうかな?」
沖「相談じゃなくても、ほのたんさんと話すのを楽しみに行ってる」
矢野「あー、(1期生の石田)千穂ちゃんとかね」
沖「そうそう、話して気分を上げようみたいなメンバーが多くて、なんかもうみんなの“保健室”です(笑)」