【六本木クラス】不吉な予言をした“謎の老婆”が再登場 正体判明に視聴者歓喜

竹内涼真が主演を務めるテレ朝木曜ドラマ「六本木クラス」(午後9時)の第10話が8日に放送された。

「六本木クラス」で主演を務める竹内涼真【写真:ENCOUNT編集部】
「六本木クラス」で主演を務める竹内涼真【写真:ENCOUNT編集部】

“謎の老婆”は若かりし頃の茂とつながっていた

 竹内涼真が主演を務めるテレ朝木曜ドラマ「六本木クラス」(午後9時)の第10話が8日に放送された。

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(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は、Netflixで大ヒットした韓国ドラマ「梨泰院クラス(イテウォンクラス)」を、「日韓合同プロジェクト」としてリメイク。本家「梨泰院クラス」は、ソウルの飲食店激戦区・梨泰院を舞台に飲食業界の成功を目指す若者たちの物語。「六本木クラス」では梨泰院の舞台が六本木に移り、竹内が主人公の宮部新を、外食産業トップの「長屋ホールディングス」会長・長屋茂を香川照之が演じる。

 今回は第7話で登場した倍賞美津子演じる謎の老婆・田辺弘子の正体が判明し、話題となっている。

 第7話では、新しいビルで「二代目みやべ」の再オープン準備に取りかかる新たちの前に田辺が登場。「この場所はよくない。1年以内に潰れる」と不吉な言葉を告げて去って行った。さらにオープン後、客足の乏しいみやべを訪れ、「どこ(のお店)も閉まってんだろ。この通りは死んだも同然。さっさと売り払った方が身のためだよ」とアドバイス。この言葉から新は、通りの他のお店の用事もボランティアで手伝い、街ぐるみの再生を目指した。その様子を見た田辺は、「昔のあいつ、思い出すねぇ」とつぶやくのだった。

 第10話では、みやべに10億円の出資を決めた「ゴールデンアースキャピタル」の古関憲吾(夏生大湖)が裏切り、投資話を白紙に戻すという事態が発生。他の投資家も次々と出資を取り止め、フランチャイズ化を前に新はピンチに陥る。これも茂が仕組んだことだった。

 ビルを担保にお金を借りることにした新だが、ファンドマネジャーの桐野雄大(矢本悠馬)は、他の投資家も当たろうとリストを持ってくる。「二代目みやべ」のマネジャーを務める麻宮葵(平手友梨奈)は、そのリストの中に田辺の名前を発見。なんと田辺は“不動産業界の大物”として有名な投資家だった。

 ある日、田辺は茂のもとを訪れる。「小さな店で一生懸命働いてあんた、今でもハッキリと目に浮かぶよ。あの頃はかわいかったねぇ」と茂の若い頃を知っていた田辺は、「あんたの若い頃によく似た若造がいるんだよ」と新の名前を出す。さらに、「年寄りのくせに若造をいじめるなんてみっともない。やめな! そんなこと」と茂に苦言を呈した。なぜ新を目の敵にするのかと問う田辺に、茂は「今となっては、あいつに土下座させて謝らせることが生きる楽しみになっている」と明かす。あきれた田辺は「耄碌(もうろく)じじいっ!」と吐き捨てて去って行った。

 葵は田辺に投資を申し込むため、みやべに招待する。田辺は「あんた、長屋に嫌がらせを受けてるんだって?」「私が助けてやろうか」と投資を申し出る。しかし新は、長屋の創業時に融資をしていた田辺に対し、「あの人(茂)は僕にとって人生をかけた復讐の相手で、必ず自分の手で倒すと決めてます。だから、あの人の知り合いの方に頼むのはちょっと……」と投資を断ってしまう。田辺は、「金も実力もないくせに、夢だけは立派だねぇ。仲間がこんな苦労してるっていうのに、プライドばっかり高くて。自分だけがよければいいのかい?」と怒って去ってしまう。

 田辺の言葉をきっかけに、仲間が頑張ってくれていることをあらためて実感した新。新が葵に電話をかけると、葵は熱海にある田辺の豪邸を訪れていた。新は電話越しに、田辺に投資をお願いする。当初はボロカスに文句を言う田辺だったが、「こっちは損得で投資を決めてんじゃないんだよ」と語る。「あんたはちゃんと自分の店をやりながら、街のことを見てた。その目が気に入ったんだよ」と明かした。田辺から目標を聞かれた新は、「トップです! トップ! 俺の目標は日本でトップになることです」と宣言。田辺は、料理対決で優勝したら投資をすると約束した。

“謎の老婆”の正体が分かり、SNS上では「おばあちゃん投資家だったのか!」「このおばあちゃんかっこよすぎ」「田辺さんサイコー!」といった声が。また「田辺さんのあの一言で新の考えが良い方向に変わってくれたのはよかった」「田辺のおばちゃんが良い人すぎて好感度上がった」「田辺さんが味方になってくれたらめちゃめちゃ心強いな!」と反響が寄せられている。

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