最新テスラ“最速納車オーナー”に直撃 一度は手放したクルマを再び買ったワケ
米電気自動車(EV)大手テスラの最新車種「モデルY」の納車が8日、日本で始まった。納車当日に“最速”でハンドルを握ることができたオーナーに感激の思いを聞いた。
モデルY・日本納車が開始 「RWD」日本仕様の価格は643万8000円
米電気自動車(EV)大手テスラの最新車種「モデルY」の納車が8日、日本で始まった。納車当日に“最速”でハンドルを握ることができたオーナーに感激の思いを聞いた。
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「素晴らしいクルマなんで楽しみにしていました。うれしいです。(納車が)一番最初になるとは思っていなくて、最速と聞いて正直びっくりです」。東京都江東区のテスラデリバリーセンター有明で行われた納車式に駆け付けた都内の男性オーナー(35)は、妻と一緒に待望の瞬間を迎えた。式典に参加した3組のうちの1組だ。
ミッドサイズの多目的スポーツ車(SUV)で、欧米で先行発売されていたモデルY。日本では6月10日に受注が開始され、約3か月たって納車が実現した。男性が手に入れた「RWD(後輪駆動)」の日本仕様の価格は643万8000円だ。
男性にとって、初めて乗るテスラ車がこの最新モデル。「2年ぐらい前からアメリカで発売された時から狙っていました。もともとSUVが欲しくて、ずっと待っていたんです」。もともとレンジローバーに乗っていたが、駐車場の問題などがあって車を所有していなかったという。一度は車を手放したが、戸建て住宅に引っ越したことが、また車を購入するきっかけになったとのことだ。
EV車自体も初めて。「戸建てで自宅充電ができ、基本的には長距離には乗らないので、東京と別荘のある軽井沢の往復ぐらいなので、そこはあまり心配していないです」。ガソリン車からEV車への“切り替え”に関しては、「新しいもの好きなので、試してみたい気持ちが結構あるんです。日本が比較的遅れていると聞いていて、一方で米カリフォルニアなどは進んでいて、ほとんどテスラが町中を走っている環境だとも聞いています。日本でもこうやって乗れる、いち早く経験してみたいと思って注文しました」と、思いを語った。
試乗せずに、受注開始日に注文。それだけ乗りたかった夢の1台だ。テスラのイメージは「すごくシンプルな内装で、常に(機能が)アップデートされていく。そこが魅力的だなと思っています」。軽井沢のドライブで新たな愛車を存分に楽しんでいくという。