俳優の山本耕史が5日、都内で行われたDisney＋（ディズニープラス）の映画「ピノキオ」配信直前イベントに出席した。

　珠玉の名曲「星に願いを（When You Wish Upon a Star）」を生んだディズニーの名作アニメーション「ピノキオ」の実写版。山本はピノキオを導く、コオロギのジミニー・クリケットの日本語吹き替えを担当した。「とってもチャーミングで愛や包容力のある役。自分にできるか心配だったけど、やればやるほど、彼の人柄……いや“虫柄”に惹かれながら参加しました」とアフレコを振り返った。

　私生活ではパパである山本は「これは本当ですが家では常にディズニーチャンネルがついている。きょうは『アラジン』を見たかな」と家族でディズニーファン。しかし、「ピノキオ」に出演することは「言っていない」という。それでも「予告が流れたとき『パパの声に似てる』と言っていたので、（本編を見たら）すぐわかるかも。正直、それ（バラすこと）が1番の楽しみかもしれない」とうれしそうに笑い、パパの顔をのぞかせた。

　映画のストーリーにかけ「かなえたい夢」を聞かれた山本。コロナ禍が「落ち着くのが1番の願い」としつつも、個人的な願いは「トレーニングが趣味で、まぁ特技と言ってもいいんですが。広背筋の上部がちょっと（筋肉が）足りない。背中はちょっと弱いですね～」と筋肉話を真剣な表情で話し、会場を笑わせた。

　イベントにはそのほか、ピノキオ役の川原瑛都、ブルー・フェアリー役の妃海風、正直ジョン役のお笑いコンビ・とろサーモンの村田秀亮も参加した。本作は9月8日よりDisney＋で日米同時に配信を開始する。