モデルの石川花が1日、都内でファースト写真集「HANNA」（ワニブックス刊）の発売記念イベントを開催。イベント前に囲み取材に応じた。

　2022ミス・ティーン・ジャパンにてグランプリを受賞し、「Seventeen」専属モデル起用に加え、1stデジタルシングル「空に咲いて」で歌手デビューも果たした石川。同写真集は、中学生最後の夏となる7月の鎌倉を舞台に、まだ何色にも染まっていない彼女のそのままの姿を追いかけ、制服、浴衣、ワンピースなどの衣装を着こなし、初々しく瑞々しい素顔のほか、少し背伸びしたような大人な表情も収録。輝かしい未来を予感させるような1冊に仕上がっている。

　今回、初の単独取材となり、多くの報道陣に囲まれ「緊張しています」と吐露しつつ、昨晩は眠れたか追求されると「ぐっすり眠れました（笑）」と打ち明けて笑いを誘った石川。完成した写真集を手にした感想を求められると「写真集をいつか出せるように頑張りたいなと思っていたんですけど、こんなに早く写真集を撮影できるとは思っていなかったので、驚きと嬉しいです」と初々しく語り、お気に入りには膝を抱えて座っているカットを挙げ「いつもとは違う雰囲気で、とても大人っぽいカットになっているなと思って、この黒い衣装で撮影した写真が何カットも写真集に使われているので、みなさんから見ても大人っぽい雰囲気が出せていてよかった（と評価された）んじゃないかなと思います」と胸を張った。

　また、同写真集を自己採点するようお願いされると「75点から80点」と答え、その理由については「初めてで分からないことだらけだったんですけど、自分的にポージングとか表情がいつもよりも上手く表せられたなと思いました。でも、見た目の管理とか、自分の中でもっと気をつけて臨んでいればとよかったなと思いました」と反省。石川は食べることが大好きだそうで「夜ご飯をちょっと少なめにしたり、少しずつ意識はしていました」と努力も明かし、どれくらい食べるのか追求されると「いちご狩りに行ったときに70個から80個くらい食べたことがあります」と打ち明けて、報道陣を驚かせた。

　今年の10月でデビュー1周年を迎える石川だが、あらためてこの1年を振り返っての思いを聞かれると「すごく濃かったなと思っていて、ミス・ティーン・ジャパンに受かって、Seventeenのモデルのお仕事をさせてもらったり、今までしたことのないことばかりだったので新鮮だったんですけど、写真集とか歌とかいろんなジャンルに挑戦しているので濃かったです」としみじみと振り返り、今後については「いつかはCMとか女優さんのお仕事もしていけたらいいなと思っています。今だったら制服を着た撮影や、清涼飲料水のCMに憧れを持っているので、いつかできたらなと思います」と目を輝かせた。加えて、憧れの芸能人を尋ねられると「どのモデルさんも女優さんも憧れなんですけど、橋本環奈さんはいろんなところで活躍しているし、いろんな世代の方に愛されているというところに憧れます」と語った。