柴咲コウ、「ガリレオ」新作映画は「西谷マジック」で実現 撮影前には「疑問」も
女優で歌手の柴咲コウが8月31日、都内で行われた映画「沈黙のパレード」(9月16日公開)のジャパンプレミアイベントに登壇した。2013年に放送されたスピンオフ「ガリレオXX 内海薫最後の事件 愚弄ぶ」以来の「ガリレオ」シリーズ再登板となった柴咲は、イベントで作品への思いを語った。
「福山さんがきめ細やかにディレクションしてくださった」
女優で歌手の柴咲コウが8月31日、都内で行われた映画「沈黙のパレード」(9月16日公開)のジャパンプレミアイベントに登壇した。2013年に放送されたスピンオフ「ガリレオXX 内海薫最後の事件 愚弄ぶ」以来の「ガリレオ」シリーズ再登板となった柴咲は、イベントで作品への思いを語った。
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フジテレビ月9枠で放送された連続ドラマ「ガリレオ」は、不可解な未解決事件を科学的検証と推理で鮮やかに解決していく痛快ミステリーが大反響を呼び、平均視聴率21.9%という驚異の高視聴率を獲得した大人気シリーズ。さらに、映画版「容疑者Xの献身」「真夏の方程式」ではドラマ版から一変して重厚感ある人間ドラマの模様を描き、大ヒットを記録した。
9年ぶりのシリーズ最新作はベストセラー作家・東野圭吾の累計1500万部を超えるガリレオシリーズ第9弾「沈黙のパレード」が原作。福山雅治、柴咲コウ、北村一輝ら豪華キャストが9年ぶりに再集結した。この日は福山、柴咲、北村をはじめ飯尾和樹、戸田菜穂、田口浩正、川床明日香、出口夏希、岡山天音、檀れい、椎名桔平、西谷弘監がイベントに登場。イエローカーペットを歩き、プレミアムイベントを盛り上げた。
イエローカーペットに登場後、一同は完成披露試写会が行われていた映画館に移動し、舞台あいさつにも参加。“世界最速”で作品を見たばかりの観客の前でトークショーを行い、イベントを盛り上げた。
柴咲は「脚本を読んだ時点で、東野さんの原作であれだけ(多く)のキャラクターが出てくる中で、どうやって映画にまとめるのか疑問だったけど、西谷マジックで(要素が)ぎゅぎゅっと詰まっていた」と感想を口にし、「これだけたくさんいるキャストの心を全て取りこぼさずに描けたのは監督の力だと思います」とメガホンを取った西谷監督の手腕を改めてたたえた。
柴咲は福山とともに「KOH+」として主題歌「ヒトツボシ」も担当。「プロデューサーでもありディレクターである福山さんがきめ細やかにディレクションしてくださった。映画のことを思い描いた歌詞で、私も出ているので情景がまざまざと浮かんできて。私は演じていない他の方の心情やその人を取り巻く家族や身近にいる人も思いが刺さってきた。感情を揺さぶられて、素直に歌うことができたと思います」とうなずいていた。